日本縦断ラン 3~4日目(山口)


<3日目(4/4)>
山口県・下関市小月~山口県・山口市小郡

 

小月発

2泊目の野宿はなかなか壮絶だった。

ベンチの幅が狭くて、何度も落ちそうになった。

というか、一度落ちた。

20150404_061956

でもまあ、憎めないやつである。

さらば、小月。

日本縦断ランしてなければ、名前も知らなかったかもしれない

そして、ここのポプラの充実ぶりは凄かった。

20150404_062128

 

 

●念願の田舎道

20150404_083327

ここにきて、見渡す限り田園風景になってきた。

穏やかな風景である。

田舎好きの自分にとっては申し分ない

途中立ち止まって休憩する。

 

 

●身体の異変

なんだかんだ、2日間で100km以上走った。

ここにきて、脚が固まってきた。

まあ、当然といえば当然なのだが。

実は、日本縦断前から右脛を痛めており、スタート前2週間ほど、ほとんど走っていない。

その右脚を庇いながら走っていたことも多分に影響している。

20150404_112922

至る所に痛みが出てきたところで、一枚パシャリ。

桜がきれいでした。

というごまかし。

 

 

●どМの哲学

僕は矛盾を抱えていた。

自分は常日頃、「楽しんで走ろう」と声高に言っている。

しかし、今自分は走っていてキツい

 

もう脚ガッチガチ。

バックパックと腰や肩が擦れて出血寸前。

まともに走れたものではない。

 

「こんな状況で楽しめるか!」

 

と、正直そんな気持ちである。

 

そう、走ることはキツい。

ましてや、1日50km、重い荷物を背負って走るのである。

キツくないわけがない。

 

しかしながら、面白いことに人間はそれでも走り続ける。

まるで、苦しいことそのものを楽しんでいるかのように。

どМである。

 

でも、苦しい状況を楽しめるって最強じゃあるまいか

 

意味づけは何でもよい。

「ここを乗り越えたらもっと強くなれる」とか

「ここを走り切ったら、自分へのご褒美に美味いもん食べる」とか

「こんなに頑張ってる俺、イケてる~」とかでもよい。

 

世間でそれを「どМ」と呼ぶなら、自分にとって「どМ」は褒め言葉みたいなものだ。

 

 

●小郡(新山口駅)

「どМ」について真面目に考えながら走ったところで、小郡(新山口駅)に到着。

今回の旅で、初の宿。

ビジネスホテルしかないようなので、なるべく安いところを探す。

しばらく歩き回ると、古風な宿を見つけたのでチェックイン。

20150404_192727

溜まっていたメールのやり取りなどをしようと思ったが、Wi-fiが無いらしい。

ちょっと古風すぎた。
今日はゆっくり休めということか。

 

[3日目・走歩行距離43km]

 

<4日目(4/5)>
山口県・山口市小郡~山口県・周南市新南陽

 

●新山口駅をスタート

今朝はゆっくり過ごし、8:30にスタート。

前日、お湯に浸かったので、だいぶラクだ。

淡々と防府市に向けて走る。

 

 

●佐波にて

佐波のコンビニにて小休憩していると、通りすがりのおば様が話しかけてきた。

いくらか話した後、なんと食料を買ってくれた。

20150405_102921

 

名前を聞こうとしても、

「いいの、いいの。」
写真撮りましょう、と言っても、

「いいの、いいの。」

 

「気を付けて、頑張ってね。」

とだけ言い残して去った。

じ~ん。

無償の愛とはこのことか、と思ってしまった。

カッコよすぎる。自分もあんな人間になりたい。

 

大げさではなく、それまでの疲れが吹っ飛んだ。

 

 

●防府にて、左脚に異変

疲れは吹っ飛んだものの、左脚に疲労とは別の激痛が走った。

膝の軟骨がすり減って摩擦を起こしている感じだ。

 

このまま走り続けても、怪我をするだけなので、しばらく歩きに切り替える。

ゆっくり歩くのもまたよい。

20150405_140454 20150405_140706 20150405_141759

 

こんな秘密のルート的なのも発見。

そして、海を眺めながらしばし休憩。

20150405_143830

なんとかゆっくり走れる状態まで回復。

この旅では、回復力がものを言いそうだ

 

と言っても10kmが限界。

その後はまた歩き続け、宿を探した。

 

 

宿発見

20150405_183321

新南陽にて、宿発見。

九州人ならおなじみジョイフル。

もはやファミレスを宿と呼んでしまうほどの図々しさである。

 

福岡と違って、深夜は人が少なかったので、居候させてもらった。

日本のファミレスって凄い。

※店舗によっては断られるのでご注意を。

 

[4日目・走歩行距離43km]

 

投稿者:

Kazuma Uehara

鹿児島県・奄美市出身。 1992年生まれ。 2015年、走って日本縦断を達成しました。

“日本縦断ラン 3~4日目(山口)” への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です