日本縦断ラン 11~12日目(広島~岡山)


<11日目(4/12)>
広島県・三原市~広島県・福山市

■本日もウォーキング

先日は、脚の痛みをとるため、一日休養したわけだが、

・・・まだ痛い。

ほとんど治っていないじゃないか。

 

とはいえ、二日連続全く進まないわけにもいかないので、この日は終日ウォーキングで先に進むことにする。

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午前4時に広島県・三原市を発つ。

早朝の瀬戸内海は静かだ。

朝焼けがあたりを照らしていく様子を眺めながら、一人黙々と歩く。

一日の始まりはこんなにも穏やかなのかと、なんだか気持ちが落ち着く。

早朝の冷たい風すら心地良い。

 

■広島県・尾道市

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午前7時に、広島県・尾道市に到着。

レトロな雰囲気の港町だ。

実は、この尾道という地は、知人に勧められていたこともあり、以前から訪れてみたいと思っていた。

ゆっくりしていきたいところだったが、日曜の早朝だったこともあり、どこのお店も開いていない。

開いているのはコンビニだけだ。

町で唯一(?)のセブンで、とりあえず「尾道名物」らしきものを入手。

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うん。
素朴さが良い感じで美味しかった。

それにしても、このあたりのコンビニは、品揃えが凄い。

特に、洗剤や衣料品などの生活用品が充実している

ちょっとしたスーパーのような立ち位置になっているのだろうか。

コンビニの様子はそこの地域性をよく反映するというのが僕の持論である。
ちょっと意識して見てみると面白い。

 

■広島県・福山市

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しばらく歩くと、福山市に入る。

久しぶりに、なかなか大きい街だ。

駅のすぐ隣に福山城があり、活気がある。

桜は散りかけていたが、福山城の周りは花見客で賑わっていた。

 

自分は歩き疲れてヘトヘトだったので、昼食をとったあと、福山城を眺めながら休憩。

ちなみに、昼食は広島に入って初のお好み焼き。

焼く過程を全て間近で見れるので面白い。

美味しくいただきました。

 

福山では、

「走って日本縦断してるの?凄いね。」

「頑張ってね。」

と、声をかけてくれる方が多く、とても力になる。

「頑張ってね。」

とは単純な一言だが、疲れ果てている人間にとっては絶大な効果があったりする。

 

以前は、そういった一言をプレッシャーに感じることもあったが、
最近は、

「(自分なりに)頑張ってね。」

という意味だと、勝手に自分の都合が良いように解釈している。

 

人からの応援がプレッシャーになるという人もいるが、
このくらいの緩い捉え方でも良いのではないか。

と、個人的には思っている。

 

再びジョイフル

出来る限り進もうと歩き続けるが、脚の至る所が痛み出し、5km程行ったところでストップ。

歩きでも、1日中、40kmも歩くとなかなかの負担だ。

 

そして、今宵も再びジョイフルのお世話になる。

ここまで来ると、ジョイフルの回し者かと思われるかもしれないが、
一応否定しておく。

 

[11日目・走歩行距離:39km]

 

 

<12日目(4/13)>
広島県・福山市~岡山県・倉敷市

 

■夜中3時にジョイフルを追い出され

ジョイフルで睡眠をとっていると、
店員さんに起こされて、

「お客様。当店ではお休みはお断りしてます。」

 

・・・はい。すみません。

本来の使い方とは違う使い方をしているのは自分なので、
何も文句は言えない。

大人しく支払いを済ませ、店の外へ。

ただ、
何も雨が降りしきる午前3時に追い出すことはないんじゃないか。

店内はガラガラである。

 

まあ、仕方ない。

 

そして、肝心の脚の状態も相変わらず良くない。

今日も走るのは無理そうだ。

 

■午前4時の国道2号線

この日も終日雨だった。
なかなか天候が安定しない。

あたりは暗闇の山道
国道を走るのは、大型トラックばかり。

午前4時に雨に打たれながら、一人トボトボ歩く自分が流石に不憫に思えてくる。

 

ただ、自分で選んだ道。
誰のせいにも出来ない

マイノリティーの道を行くとは、そういうことだ。

 

■岡山県突入

福山市を抜けた後は、岡山県・笠岡市に入る。

初岡山だ。

 

さて、コンビニとともに、そこの地域性がよく表れるのが、交通文化である。

広島では、歩行者専用の信号が少なかったが、岡山に入ると、徐々に歩行者専用信号が増えてきた

車の走るスピードも少し遅くなった気がする。

電車やバスではなく、歩行者目線で旅をすると、こういうことによく気づく。

 

■金光教の町

雨がさらにひどくなり、休憩できるところはないかと立ち寄ったのが、
浅口市の金光町。

金光教という宗教が町の名前になっている。

今時珍しいな、と思いながら足を踏み入れる。

名前の通り、ここには立派な金光教の本部がある。
後でWikipediaで調べてみると、金光教とは幕末時に開かれた新興宗教の一つのようだ。

なんだか、町全体に金光教の文化が染み込んでいる感じで非常に興味深い。

ただ、休憩できそうな場所がなかったので、今回はゆっくりするのは見送った。

携帯の充電が切れていて、写真が撮れなかったのが惜しい。

 

■レトロな町・玉島

次に到着したのは、倉敷市の玉島。

ここもまたレトロな町である。

ここのレトロは、江戸時代劇に出てきそうなレベルだ。

どうして、ここまで昔の状態が残っているのかと不思議なくらいだ。

 

誠に個人的な所感であるが、岡山の町はなんだか謎めいていて面白い。

金光町にしても、玉島にしても、独特の雰囲気を醸し出している。

まるで、タイムスリップをした気分になれる。

時間にゆとりがあれば、もっとじっくり探索したい場所である。

 

■倉敷市

結局、倉敷市まで来てしまった。

この日は、44km歩いた。
我ながら、よく歩いた。
もうヘトヘトだ。

同じ距離なら、走った方がサクッと移動できるからある意味ラクだ。

10kmなら1時間ほどで走ることができるが、
10kmを歩くとなると、2倍以上の時間がかかる。

ウォーキングは、全体のワークアウト時間が長くなるという点でランニングよりもキツい。

ただ、いろいろ物思いにふけることができるのが、ランニングとは一味違う。

ランニングをしているときは、じっくり物思いにふけることができるほどの余裕はあまりない。

 

走っているときは、基本的にはバカになっているので、思考がシンプルになる

歩いているときは、どちらかというと、複雑化して物事を考える

 

どっちが良いというわけではないが、自分は普段から考え込んでしまうタイプなので、
「バカになれる時間」であるランニングの方が好きだ。

走っていると、いろいろどうでもよくなる

 

と、ランニングバカな自分を再認識したところで、今日は倉敷駅近くのホテルで休む。

 

[12日目・走歩行距離:44km]

 

投稿者:

Kazuma Uehara

鹿児島県・奄美市出身。 1992年生まれ。 2015年、走って日本縦断を達成しました。

“日本縦断ラン 11~12日目(広島~岡山)” への3件のフィードバック

  1. ブログ更新を待ちわびながら、地図を片手に読んでいます。倉敷に入ったのなら、明石に着くのもそう遠くないですね。そこは私の大学(神戸学院大)があるところで、昨年、30年ぶりぐらいに訪ねました。過ぎ去った青春時代に思いを馳せながら、友人とそこを後にしたものです。思いでいっぱいありますよ。そう、私も昔は若者だった。
    足の調子が悪そうだけど、目標達成の為に無理をして。悪化させたら、元も子もないからね。絶対に無理はしないでね。沖縄のおばあちゃんの関節痛が酷く辛そうなので、軟骨ついて調べたら、タバコ、過度の飲酒はもちろんだけど、運動そのもの、ジョギングのし過ぎなどの関節の酷使,怪我の多いスポーツ、柔道、ラグビー等とある。貴方のことだからそんなことは百も承知の上で行動していると思いたい。軟骨は年と共にすり減って行く訳で、再生はないらしい。長いランナー生活をしている貴方は十分それを失っているのではないかと思うと心配で恐怖が増してきています。身体が健康で初めて人生は豊かなものとなるのだと4月初旬の沖縄行きで強く感じたものだから、このコメント書きに初挑戦しています。

    1. コメントありがとうございます。

      この日本縦断ランを始めてから、日々走れることに感謝しています。
      普通に走れることがどれだけ貴重なことか、痛感します。

      今、脚の状態は良くないですが、深刻な怪我に繋がらないように気をつけてマイペースに進みます。
      丈夫な身体に産んでもらったおかげで、とても貴重な経験ができています。
      ありがとうございます。

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