走ることと旅することが好き。2015年走って日本縦断を達成。「走」「旅」をメインに発信。海外のマラソン陸上情報なども。

走×旅 ~Running Journey~

旅 Journey 日本縦断ラン

日本縦断ラン 31~32日目(岐阜~富山)

更新日:

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<31日目(5/2)>

岐阜県・荘川~岐阜県・白川郷

 

 ●ひるがの高原発

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ひるがの高原の朝は冷える

 

しかし、高原ならではの乾いた空気に、近くに流れる滝の潤いがかすかに風に混じっていて心地が良い。

 

走るのにも呼吸がしやすい

 

時刻は午前7時

世間ではゴールデンウィークが本格的に始まる頃だが、まだ交通量は少ないので、安全に走れる。

 

 

●御母衣湖・荘川桜

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10kmほど走ると、御母衣(みぼろ)湖という大きな湖畔が現れる。

地図で確認すると、10km程の長さがある大きな湖だ。

キャンプ場としても人気らしい。

朝早くから、人がポツポツ集まりだしていた。

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この御母衣湖の奥に白山の山並みが見えてくる。

富山へ行くには、あそこを越えなければ。

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御母衣湖沿いにある荘川桜も見ものだ。

桜のシーズンとしてはピークを過ぎたが、まだ散ってはいない。

白山をバックに美しい景色を眺めることができる。

 

 

●飛騨路

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御母衣湖を越えて、飛騨路をずっと進んでいく。

相変わらずアップダウンの多い峠が続く。

しかし、その分、景色は美しい。

あらゆるところで、庄川の力強い清流を眺めることができる。

その力強さは、僕のクタクタになった脚に喝を入れているようだ

 

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そして、待望の道の駅・飛騨白山

この日は朝食をとらず3時間以上走ってきたので、久々の道の駅はオアシスのように思える。

 

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昼食に食べたのは、山菜そば

飛騨を流れる良質な水から作られたそばは絶品。

疲労も相まって、本当に美味しかった。

 

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白川郷まで、あと15km。

 

 

●白川郷の合掌造り集落

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白川郷の合掌造り集落は言わずと知れた世界遺産だ。

 

やはり世界遺産。

人の多さが尋常ではない

観光バスの出入りも絶えることがない。

 

かつて、この地域では当たり前の風景だったのかもしれないが、

「世界遺産」という箔がつくだけで、こんなにも多くの人が出入りするようになるものか。

 

これまでの道のりは殆ど人がいなかったところに、急に人が増えだすと、

少し不思議な気もする

 

せっかくの世界遺産なので、じっくり見て行っても良かったが、

人が多いところにあまり無理して行こうとは思わない。

合掌造り集落は、遠くから眺めて終わりにした。

 

これは僕の偏屈な癖のようなものだが、

奇麗な景色や自然を目前にしても、人が多いと興ざめしてしまう

別にその場所に魅力を感じないわけではないのだが、感動が半減してしまうのだ。

 

とはいえ、人の流入が増えることで地域経済が潤うのは言うまでもない。

物事は捉えようであるから、別に「世界遺産」を否定するわけではない。

ただ、観光業を考える上で、

「世界遺産に登録されれば、はい、全て解決。」

というわけにはいかないだろう。

 

 

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それからほどなくして、道の駅・白川郷に到着。

今日はここで野宿か。

 

久々のwi-fiスポットがある。

3日ぶりくらいにメッセージを確認。

何人かから、生存確認のメッセージが届いていた

 

ご心配おかけしました。

無事に生きてます。

今日は世界遺産の里・白川郷で野宿します。

 

[31日目・走歩行距離42km]

 

<32日目(5/3)>

岐阜県・白川郷~富山県・南砺市

 

●白川郷発

道の駅・白川郷では、久々のwi-fiスポットがあったので、ここで溜まっていたブログ更新等を済ませる。

 

世間は、ゴールデンウィークだ。

どんどん人が集まってくる白川郷で、黙々とPC作業。

結局、午前中いっぱいは作業で終わってしまった。

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昼食は、熊肉うどん

この辺では、熊肉を食べるらしい。

 

そして正午、暑さがピークに向かう頃にスタート。

異常に身体がダルく重い

今日はウォーキング中心であまり無理しないでおこう。

 

そう思いながら先に進む。

 

 

●気温30度

 

ここ数日、日中の気温が高くなってきた。

この日は30度まで気温が上がる

 

疲労で体調が優れないこともあって、長時間日差しを浴び続けるのは少々効いた。

しかし、南国で育ったので、耐熱性には自信がある

これくらいで倒れていられない。

 

相変わらず、変な意地っ張りだ。

 

 

●岐阜から富山へ

しばらく歩いていくと、ついに岐阜と富山の県境が現れる。

 

岐阜を北上する旅路は長かった。

木曽三川が流れる美濃地方、山に囲まれた飛騨地方。

たくさんの人と出会い、親切にしてもらった。

良い旅の思い出だ。

 

さらば、岐阜

 

...と、思いきや

 

実は、この岐阜と富山の県境は非常に入り組んでいる

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「この先 川を渡るごとに 県境がかわります」

 

つまり、岐阜と富山の間を何度も行き来するわけだ。

県境の線引きが細かいのは、

世界遺産である合掌造りが岐阜と富山にまたがっているためだろうか。

 

それにしても、この飛越峡合掌ライン、非常に景色が良い。

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飛騨の山々の間を流れる庄川

渓谷に架かる大橋がいくつも続く。

道中、何度も脚を止めて、その雄大な景色に見入ってしまった。

 

ここは、国道156号線

ドライブコースとしても人気のようで、ツーリングバイクも多い。

それでも、混雑するほどではないので、比較的安全に走れる。

 

国道156号線を走る2泊3日のランニングツアー

なんていうのもまた面白いのではないだろうか。

 

●五箇山の合掌造り集落

世界遺産に認定されている合掌造り集落は白川郷だけではない。

恥ずかしながら、そのことを日本に23年住んでいながら知らなかった。

旅は自らの無知さをも教えてくれる。

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こちらは、富山県に属する五箇山地区の合掌造り集落

白川郷のそれと比べると、人も多すぎずゆっくり眺められる。

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すぐそばには、合掌造りを模したバス停が

なかなか洒落ている。

 

●道の駅・平へ

日が落ち始め涼しくなってきた。

今更だがようやく身体が動くようになったので、もう少し先まで走ってみる。

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山、山、山。

本当に山ばかり続く。

さすが富山

名前の如く、山に富んでいる

 

山に囲まれた土地。

そこでは、まだ僕の知らない日本と出会えるかもしれない。

と、期待も膨らむ。

 

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幾重にも連なる谷を架ける橋を渡っていく。

富山は水にも富んでいる

 

ようやく辿り着いた集落にもコンビニはない。

昔ながらの集落の形が残っている。

子供は割と多いので、暗い雰囲気もない。

学校帰りの子供たちに勝手に昔の自分を照らし合わせてみる。

あの時は何もなかったようで、でも、振り返ってみると何かがあった。

今、自分は何を躍起になって探しているのだろう。

そんなに遠くにあるものでもないはずだ。

 

 

 

しばらく、集落はなさそうだ。

小さい商店で、夕食用に惣菜を買って食べる。

 

それから6km程進んだところに道の駅・平はある。

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地図では、次の集落は20km以上離れている。

今日はここで休もう。

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それにしても、こんなに標高の高いところで野宿するのは初めてだ。

山の気温差は激しい。

寝ている間に凍死していなければ良いが

まあ、だいぶ暖かくなってきたので大丈夫だろう。

 

[32日目・走歩行距離:30km]

 







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