走ることと旅することが好き。2015年走って日本縦断を達成。「走」「旅」をメインに発信。海外のマラソン陸上情報なども。

走×旅 ~Running Journey~

旅 Journey 日本縦断ラン

日本縦断ラン 43~44日目(長野)

更新日:

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<43日目(5/14)>

長野県・松本市~長野県・長和町

 

●松本市発

松本市のカンデラゲストハウスを出発。

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脚の状態は何とか走れるまでは持ち直してきた

 

今日の目的地は、長野県・長和町

 

松本市から長和町へ行くには、二通りの道がある。

車通りが多い三才山のルートか、険しい道のりの扉峠を越えるルート

 

最短ルートは恐らく扉峠を越えるルートだ。

県道なので、国道よりは静かに走れるだろう。

ということで、扉峠ルートを選択

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松本市を抜けると、すぐに山並みの風景が広がる。

交通量が一気に減り、走りやすくなる。

ここから約20km上り坂が続く

 

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ふと、このブログに走っている写真を載せてないな、と思ったので、

交通量が少ないここらでパシャリ。

髭が伸びて、小汚くなってきた

 

 

走りながら動画を撮って、旅中の様子を発信すれば、よりメディアとしての質は高まるのだが。

少々キャパオーバーになるので、追々ということにする

 

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山が夏山へと変わっていく

新緑がまぶしい。

気温は高いが、いたるところに流れる滝が涼みを生む。

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道は次第に狭くなり、傾斜もキツくなってくる。

走るペースが1km7分、8分、8分半、と自然に落ち込んできた。

 

ペースはゆっくりだが、変わりゆく山道の風景を眺めながら走っていると、時間が過ぎるのが早い。

 

 

●23歳の誕生日

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私事ではあるが、本日5月14日は僕の誕生日だ。

23回目の誕生日は信州の山道を黙々と走って過ごすことになった

 

まあ、僕らしいといえば僕らしい誕生日の過ごし方かもしれない。

 

またあっという間に一つ歳を重ねてしまった。

この調子だと、人生すらあっという間に終わってしまうのだろう。

 

今は毎日それなりに楽しめているし、まだまだやりたいこともある。

 

23歳らしく生きるとか、社会人らしく生きるとか言っても、未だにピンとこない。

そんな口先だけの宣誓よりも、ただ走り続けることで語りたい

 

淡々と山道を駆け上がりながら、そんなことを考える。

 

 

●県道67号線

県道67号線をしばらく上り続けると、行く手を阻むものが現れた。

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「通行止め」の案内標識。

 

マズい

もしこの道が通れないなら、ここまで走ってきた13kmを引き返して再び別のルートから長和町を目指さなければならない。

それは、あまりにも酷だ。

 

だが、よく見ると通行止めの期間は冬季に限ると書いてある。

通行止めの対象も恐らく車両だろう

 

とはいえ、半年間通行止めされているのだから、それなりに道も荒れているのだろうか。

 

まあ、軽いトレランのようなものだ。

 

※トレラン…トレイルランニングの略。登山道や林道などの不整地を走る新興スポーツ。

 

通行止めされているから、車も全く通らないのでかえって都合が良い

柵を越えて先に進む。

 

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なるほど。

半年間通行止めされるだけで、道路はこんなにも荒れてしまうのか。

 

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上り坂が延々と続く。

標高1600m程はあるだろうか。

ここまで来ると、鳥の鳴き声も遠くなってきた。

 

聞こえるのは、自らの足音と息遣い、それからバックパックが揺れる音。

そのリズムが妙に自分を集中させる。

 

人間社会らしい雑音はもう全く聞こえない

 

 

●長和町へ

扉峠を上りきる。

20km程走った。

 

左脛の痛みはあったが、意外と調子よく走れた。

 

上り坂であったからだろう。

上り坂では、大腿(太もも)などを使って走るので、膝下にかかる負担が少ない

 

しかし、下り坂になると話が違ってくる。

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これだけ急な下り坂であれば、どうしても膝下で踏ん張らなければならない

いわゆる「ブレーキをかける走り」だ。

そのブレーキを掛ける度に、あの左脛に激痛が走る。

 

時には後ろ向きに歩いたりして、その衝撃を和らげる。

 

旅ランを続けていくと、あらゆる走り方を習得できそうだ。

ずっと同じ走り方や体の使い方で40kmも50kmも走っていると怪我に繋がる

その場の状況に応じて走り方も変えていかなければならない。

 

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そして、扉峠を下りきり、長和町へ。

 

人界を離れた扉峠をようやく越えてきた僕には、この風景が大都会に見えた

 

 

●羽田家

この日は、福岡でお世話になっている走る税理士・羽田さんご実家に泊まらせていただく。

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ご両親はとてもフレンドリーで親切だ。

たくさん話をして、美味しい食事も頂き、楽しい時間を過ごす。

 

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羽田家のヤギ達も温かく迎えてくれた。

 

そして、突然の訪問にも関わらず、なんとサプライズの誕生日ケーキが。

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まさか、こんな形で祝ってもらえるとは。

展開が予想外過ぎる。

 

本当にありがとうございます

少し奇妙だけれど、素敵な誕生日だった。

 

[43日目・走歩行距離:34km]

 

 

<44日目(5/15)>

長野県・長和町~長野県・佐久市

 

●午前中は脚の様子見

 

昨日の扉峠を下る際に相当ダメージがあったようで、再び歩くのもままならない状態に。

一晩休んで少しはマシになったようだが。

 

先を急がず、この日の午前中は脚の様子を見ることに。

 

隣町くらいまではいけそうか。

 

●長和町発

なんとか痛みが治まってきたようなので、この日も先に進むことにした。

 

午前11時、長和町でお世話になった羽田家を発つ。

 

たくさん親切にしていただいた。

毎回言っているが、こうした経験が財産だ。

 

今回はお礼の手紙を渡すことくらいしか出来なかったが、これから何かしらの形で恩返ししていきたい。

本当にありがとうございました。

 

 

●立科町・佐久市

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この辺りになると、隣町へ行くのに毎回と言っていいほど峠がある。

 

長和町から笠取峠を越えて、立科町へ。

 

左脛の痛みは残っているが、腰高で大腿を使ったフォームを意識すればそれなりに痛みを抑えられる。

延々続く坂道を1km7分ちょっとのペースで走る。

これくらいゆっくりのペースであれば、問題なく走り続けられそうだ。

 

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立科町を走ったのも束の間、すぐに佐久市に入る。

 

高校時代、駅伝部で走っていた僕としては、

「佐久」と聞くとまず思い浮かべるのが、高校駅伝の強豪・佐久長聖高校だ。

 

大学、実業団に進んだ後も一流の選手として活躍するランナーが多い。

そんな素晴らしいランナー達を輩出した地を走っているのだなと、少々興奮しながら走る。

 

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道の駅・浅科(あさしな)で休憩した後、佐久市街へ。

 

今夜は天候が崩れるらしい。

カラオケを宿にとり休むことにする。

 

 

[44日目・走歩行距離:32km]

 

 







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