日本縦断ラン 49~50日目(埼玉~東京)


<49日目(5/20)>

埼玉県・川島町~埼玉県・新座市

 

●川島町発

 

この日も5時半頃には出発

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辺りは既に明るく、大型貨物トラックが多く走っている。

道なりに進んでいくと、ますます車の交通量が増えていく。

 

早朝にしては、少し騒々しい

 

何といっても関東は朝が早い。

朝の通勤通学に時間がかかるというのも一因だろう。

 

心なしか道行く車はみな先を急いでいて、慌ただしい。

 

「平日の都会はこうだったな。」

 

福岡で過ごしていた時分を思い出す。

 

 

●川越市、ふじみ野市

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川越市に入り、

ますます景色は都会へと変わっていく。

 

 

標識には、東京の地名も見え始め、

「渋滞○○km」のお知らせも頻繁に見かけるようになる。

 

余談だが、僕は「渋滞で待たされる」とか「行列に並ぶ」といったことがどうも苦手である。

 

これらの状況を避けたいのなら、当たり前だが、時間帯をずらせば良いだけだ

 

自分と他人の生活パターンや行動パターンが同じであるときに、人は渋滞や行列に拘束される。

だから、他人と違う時間帯に行動する、あるいは違う道を行くことで、それらは解決する。

 

キャリアにも同じことが言えるかもしれない。

 

他人とは違う道を行くことは勇気が要るものだ。

だが、他人と違う道を行くことで享受できるメリットもある

 

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話を戻そう。

 

その後も問題なく走り続け、

川越市を抜けて、ふじみ野市へ入る。

 

ここで休憩をとる。

 

今日は出発が早かったので、まだ8時。

ちょうど通勤ラッシュの時間帯だ。

 

 

町を歩いているとよく声をかけられる

そして、「頑張ってね。」と言ってもらえる。

 

よく関東人は冷たいなどと言われるが、そんなことはない

 

態度が飄々としているので一見冷たいように感じられるときもあるが、実際は温かく接してくれる方が多い。

 

 

それから午後になると、日差しはどんどん強くなり、気温が上昇していく

 

ついこの間、長野の白馬で日中の気温が10℃程度だったことを思い出す。

長野からそれほど離れていないはずだが、この気温差は顕著なものだ。

 

とりあえず、猛暑の中を走るのは避け、日中は手持ちの本を読んで過ごすことに。

1冊一気読みする。

 

最近は、いわゆる文豪と呼ばれる人物の本を読むことが多い。

この類の本は中古本として安く売られているので入手しやすい。

 

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日差しも弱くなってきた。

そろそろラン再開の頃合いか。

 

しかし、読書後のあの妙に落ち着いた気分を引きずり、なかなか走りだせない。

 

まるで抜け殻

参った。

 

結局、この日の午後はずっとウォーキングということに。

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明日東京で用事があるので、それまでに都内に到着する必要があったが、スケジュールに余裕はある。

 

まあ、焦らず行こうじゃないか

 

この田園風景を見ていると、そういう気持ちになる。

 

 

●新座市

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夕方、到着したのは埼玉県・新座市

東京はすぐそこだ。

 

 

今夜は雨が降るらしい。

この日は新座駅近くのネットカフェで泊まる。

 

 

一気にメディア発信の作業を進めよう。

 

企業に身を置かず、しばらくはフリーでやっていこうと考えている僕にとって、発信はやはり大事だ

 

行動だけでは伝わらないものもある。

だが、言葉だけでも人の心には刺さらない。

 

発信に行動が伴っていることが大事だ。

 

 

…と、自分に言い聞かせる。

 

ただ、発信することに追い込まれ過ぎてしまっては本末転倒なので、そこは気を付けたいものである。

 

 

[49日目・走歩行距離:24km]

 

 

 

<50日目(5/21)>

埼玉県・新座市~東京都

 

●新座市発

ネットカフェのナイトパックの都合上、午前4時に店を出る

 

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すると、天候は大荒れ

100mmを超える降雨に、雷鳴がひっきりなしに轟く

 

これでは流石に走るのは厳しいので、近くの牛丼屋でかなり早めの朝食をとり、読書をしながら天候の回復を待つ。

 

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午前7時、天候は一気に回復し、日が差し込んできた

 

風は冷たく強いが、走っていれば丁度良い気候だ。

一路、東京を目指す。

 

 

●東京入り

朝霞市和光市を抜け、東京都・練馬区へ入る。

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東京は意外と谷の地形が多く、アップダウンが続く

 

走りながら、お洒落な若者が目に留まる。

ファッション雑誌に載っているような若者が多い。

 

少々うろたえる自分

 

田舎を走ってきた時間が長いものだから、ちょっとした浦島気分に陥っているようだ。

 

ランの調子は良い

1km5分台のペースで気持ちよく走れている。

完治とまではいかないが、だいぶ左脛の痛みは気にならなくなってきた。

 

 

●新大久保での再会

 

この日の午後、高校時代の陸上部の後輩と会うことになっている。

 

12時に新大久保駅で待ち合わせ。

 

駅に近づくにつれ、人の数が見る見るうちに増えていく。

途中までは走っていたが、次第に道が歩行者でごった返し、とても走れたものではない。

 

まあ、こんな所、走るものではないか

 

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ただ、この人混みの中、バックパックに「日本縦断RUN」の文字を掲げて歩いていれば広告効果はそれなりにあるのではないか

 

引き続き、広告募集中だ。

 

 

結局、約束の時間に20分遅れて到着してしまったが、後輩と連絡がとれない。

 

10分後、電話が入る。

 

…寝ていたそうだ

 

相変わらずで何より。

お互い様である。

 

二人とも南の島の出身。

こういうのを毎回、「島時間だから」と片付けてしまうのは都合が良すぎるだろうか。

 

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しょうま

 

高校時代、学年は一つ下で、同じ陸上部の長距離ブロックで共に走っていた。

 

離島の高校にいながら県内の強豪校の選手にも引けを取らない実力の持ち主で、

僕はいつも彼に刺激をもらっていた。

 

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今は走ってはいないが、持ち前の真面目さで日々目標に向かって頑張っているみたいだ。

 

780円でビビンバ食べ放題のお店で、

お互いに近況を報告しあう。

 

今は就職活動真っ盛り。

気負いすぎずに、納得いくまで頑張ってほしい。

 

 

●麻布へ

この日の夜は2つ目のアポイントが麻布にてある。

 

新宿渋谷などの人通りの多い道を歩いていく。

 

バックパックに「日本縦断RUN」の文字が掲げられているので、否が応でも周りの視線を強く感じる

 

多少恥ずかしいが、別に不都合が生じるわけではないので、心臓を鍛えるトレーニングのつもりでそのまま歩き続ける。

 

ここで「日本縦断RUN」の文字をレインカバーか何かで隠してしまうこともできるのだが、

それをしてしまえば、都会に屈した気分になる

 

いつものどうでもよい意地だ。

 

それに、こいつのおかげで今までたくさんの出会いに恵まれてきた

そのメリットの方が大きい

 

 

途中、立ち寄ったアウトドアショップの店員さんのご出身が、僕もこの旅中に通ってきた白馬村ということで話が盛り上がった。

 

欲しくなるトレイルギアがたくさんあったが、旅中なので諦める。

次回もっとゆっくり見てみたい。

 

それにしても、東京は実に人間の物欲を掻き立てる街だ。

買いたくなるものが多すぎる

 

 

●素足感覚シューズ・無敵(むてき)

 

麻布で2件目のアポイント。

 

無敵(むてき)開発チーム様から、「素足感覚シューズ・無敵(むてき)」を提供して頂いた。

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2010年『BORN TO RUN ~走るために生まれた~』が出版され、世界中でベストセラーに。

 

それから、いわゆる「裸足ランニングブーム」が興る。

 

僕も以前からこの本を読んでいたので、「裸足ランニング」に興味はあったが、なかなか手を出すまでには至らずにいた。

これを機会に、「裸足ランニング」の世界に一歩踏み出してみようというところである。

 

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無敵の靴底には、薄いゴム版が敷かれているだけである。

 

昔の飛脚みたいなものと思ってもらえると良い。

この素足感覚のシューズで走ることで、人間本来の身体の動かし方を導き出すというものだ。

 

実際に履いてみると、なるほど、身体全体を使って歩かないと足底が痛くなる。

こうして、自然に本来の身体の動かし方に矯正されるという。

 

「痛み=悪いもの、取り除くべきもの」というのは、必ずしも言えない。

痛みは、自分の身体の弱いところ、問題点を教えてくれる

そして、その改善策を考えるキッカケにもなる。

 

しかし、理屈ばかり言っても仕方がないので、実際に履いてみて、自分の身体で実験していくつもりだ

 

ご縁に恵まれて、このようなご支援のお話も少しずつ増えてきた

本当にたくさんのチャンスを頂いて感謝するばかりである。

ありがとうございました。

 

ランニング足袋・無敵のご購入はこちらから。

[50日目走歩行距離:31km]

 

投稿者:

Kazuma Uehara

鹿児島県・奄美市出身。 1992年生まれ。 2015年、走って日本縦断を達成しました。

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