走ることと旅することが好き。2015年走って日本縦断を達成。「走」「旅」をメインに発信。海外のマラソン陸上情報なども。

走×旅 ~Running Journey~

旅 Journey 日本縦断ラン

日本縦断ラン 89~90日目(宮城)

更新日:

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<89日目(6/29)>

宮城県・気仙沼市

 

●気仙沼市街へ 

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昨晩の宿・架け橋を出発して、気仙沼市街地へ向かう。

ここ階上から8km程進んだ先にある。

 

震災後、気仙沼には多くの若者がボランティアでやってきて今でも精力的に活動している若者が多いと聞く。

 

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街に入った。

港町らしい開放的な雰囲気がある。

写真の場所は、海岸からは少し離れているので、津波被害の形跡はほとんど見られなかった。

 

気仙沼市の人口は約7万人

決して見た目に大きい街ではないが、人口はそこそこあり活気がある。

 

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ある人を訪ねて街を散策中、早速地元の人に声をかけられる

昼前のカフェで数人集まって話していたところに、当たり前のように僕を招き入れてくれる。

 

気仙沼を通る旅人も多いのだろう。

その扱いに慣れているといった感じだ。

変に僕を特別扱いすることなく、どこまでも自然なのである。

 

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その後、女川で出会った人が紹介してくれた人のお店を訪ねる。

コヤマ菓子店小山さんという方だが、今はご不在のようである。

 

この時対応してくれた店員さんは、

僕があまりにも日に焼けているのでインドネシア人の船員さんと思ったらしい。

 

いよいよ日本人離れした見た目になってきたようだ。

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無事に小山さんと合流。

今度は、小山さんが気仙沼の面白い人たちを紹介してくれた。

 

三陸地方は人の繋がりが強い

出会いと紹介が次々と連鎖していく。

 

いただいたもなかくっきーは食感が独特でお勧めだ。

美味しく頂いた。

 

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湾の方へ歩く。

空の青さは澄み渡っていて、穏やかな海と重なっている。

 

立派な船が寄港していた。

水面がキラキラと輝き、船の壁に美しい波の模様を映し出している。

 

近くには、折れ曲がった看板や被災した建物の跡が見える。

 

今いる美しいこの場所もあの津波が襲ったのだ。

 

●気仙沼の夜

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夜の気仙沼も熱かった。

 

小山さんが紹介してくれた杉浦さんをはじめ、面白い方々と次々と繋がった。

 

急にお邪魔した小原木さんのお宅BBQ

それから、気仙沼の居酒屋・おだづまっこ

そして、プレジャー

 

 

皆、当たり前のように僕を輪に迎えてくれる。

とてもオープンな雰囲気だ。

 

夜の気仙沼を巡り歩き、解散したのは深夜2時半

そして、今夜は小原木さんのお宅に泊めてもらうことに。

 

訳が分からないくらい、あらゆることが高速回転していった一日だった。

「今を生きる」

とは、こういうことなのだろうか。

 

今を生きようと語る人は多いが、実際にそれを実行している人は少ない。

 

もっと単純に生きようと思った。

 

[89日目・走歩行距離:12km]

 

 

<90日目(6/30)>

宮城県・気仙沼市~宮城県・気仙沼市唐桑

 

●安波山(あんばざん)

 

昨晩は、小原木さんのところにお世話になった。

突然の話にも関わらず、温かく迎えてくれて本当に有難い。

 

この日の午前中は、気仙沼の街並みを一望できる安波山(あんばざん)を案内してもらった。

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こうして見ると、確かに津波の被害は大きかったようだが、同時に人間の営みの力強さもまた感じる。

 

 

●気仙沼発

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昼前、お世話になった小原木家を発つ。

お世話になりました。

また遊びに来ます。

 

今日は、気仙沼の東に位置する唐桑半島を目指す。

唐桑にも面白い人達がたくさんいるそうだ。

 

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気仙沼から唐桑半島へは近道があるのだが、かなり起伏が激しい。

 

動きは悪くないが、果てしなく続くアップダウンに流石に脚が消耗されていく。

 

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カモシカを発見。

 

用心深くこちらを見ているが、特に逃げ出す様子もない。

真横を通るとさすがに森の中へ消えていった。

 

手つかずの自然が残っているという感じで良い。

 

襲われなかったから言えることだが。

 

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再び海が見えてきた。

唐桑に到着である。

 

距離にすると13kmと、それほど長くはないが起伏の激しい山道だったので疲弊した。

 

 

●つなかん、からくわ丸

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気仙沼の小山さんに紹介されたのは、つなかんという宿。

 

元々は個人の住宅であったが、津波で大部分が浸水。

震災後、復興ボランティアで唐桑にやってきた人達が寝泊まりしていた。

 

それがきっかけで、今は民宿を営んでいる。

 

この立派な建物は唐桑御殿といって、この土地特有の建築様式である。

元が一世帯の住宅だったとは思えないほどの広さだ。

 

 

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その晩、つなかんのシェフ・今井さんに誘われてお好み焼き会へ。

 

なんだがよく分らなかったが、僕は誘われるがままに行った。

 

 

この「からくわ丸」という団体は、

唐桑を盛り上げたいという若者たちの集まりである。

http://karakuwamaru.net/

 

生粋の唐桑人もいれば、外部から来た若者も多い。

 

驚いたのは、外部から来た若者が移住して職に就いているということだった。

 

この旅でいろんな地方に訪れたが、これだけ小さな町にこんなに多くの若者が移住するのは珍しい。

 

元々、その多くはボランティアで来ていたそうだが、

震災後も継続的に唐桑を盛り上げていきたいという想いから移住にまで繋がったという。

 

やはり若者が多い地域は小さくても活気がある。

 

そして、地元で採れたキャベツがたくさん入ったお好み焼きを頂きながら、

またいろんな人と繋がることが出来た。

 

いろんな生き方があって良い。

 

[90日目・走歩行距離:15km]







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