走ることと旅することが好き。2015年走って日本縦断を達成。「走」「旅」をメインに発信。海外のマラソン陸上情報なども。

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旅 Journey 日本縦断ラン

日本縦断ラン 93~94日目(岩手)

更新日:

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<93日目(7/3)>           

岩手県・一関市~岩手県・平泉町

 

●摺沢発

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昨晩は、摺沢駅に泊まった。

 

電車の路線が通っているところは久しぶりだ。

宮城の女川以来になる。

 

この朝、早速駅で出会った人にドリンクの差し入れをもらい、幸先が良い。

 

岩手の人もやはり温かい。

向こうの方から話しかけてくれる頻度が高くなった。

 

わざわざ車を停めて声をかけてくれる人も多い。

 

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まずは、一関市の中心地へ向かう

今いる摺沢も一関市ではあるが、ここから20km以上走らなければならない。

 

岩手は面積が広いので、当然一つ一つの市町村も広いのだ。

 

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昨日に引き続き、アップダウンの多い山道が続く。

 

ペースは悪くない。

上りも下りもリズムよく走れている。

 

ちなみに僕は、長く走る上では、走るペースよりもリズムよく走れるかどうかの方が大事だと考えている。

 

ペースを意識しすぎては後半崩れてしまいかねない。

ペースというのは、その時の体調やコースの起伏、気候など様々な要因があって表れる数字であるので、あまりそれに振り回され過ぎるのは良くないだろう。

 

その代り、脚の運び方体重移動腰の位置腕ふりなど、体感的な部分でその時の自分の調子を確認するようにしている。

それらがリズムよく連動していれば、長時間気持ちよく走れる

 

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話を戻そう。

 

そんな調子で岩手の広大な土地を走り続けている。

 

北上川が見える。

 

女川から南三陸へ行く途中にもこの川を跨いだのを覚えている。

かなり長い川だ。

 

北上川を越えると一関市街は近い。

 

 

●一関市

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一関市街地に到着。

 

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ここのセブンイレブンで、店員さんがサンドイッチとコーヒーを奢ってくれた。

巨大コンビニチェーンの店員さんまで親切だ。

 

 

そして、ここから国道4号線に合流。

いくつもの国道が交差する地点だけに、さすがに交通量は多い

 

昼前になり、かなり日差しが強くなってきた。

ここらで休憩した後、今日はもう少し北へ進み、次は平泉町を目指す。

 

 

●平泉町

 

小高い峠を越えると平泉町に入る。

 

平泉一帯の寺社群は世界遺産に認定されている。

 

中尊寺金色堂をはじめとした優雅な寺社群が有名だ。

 

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平泉のセブンイレブンは黒かった

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サンクスも黒い

 

平均化が原則のコンビニも平泉仕様なのである。

面白い。

 

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ここで話しかけてくれたのは千葉さん

平泉が地元の千葉さんは、この後ずっと平泉のコアな部分を案内してくれた。

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こちらは

達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂

 

西暦801年、坂上田村麻呂が蝦夷を征伐した折、毘沙門天を祀ったものである。

 

切り立った巨大な岩に同化するように建てられているこのお堂。

 

僕はこれを一目見て、もののけ姫に出てくるアシタカの里を思い出した。

 

実は、アシタカの一族は蝦夷(えみし)である。

古来より東北の地で生活をしてきた一族である。

 

不意にこういうものに出会うと感動する。

 

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さらに、30m以上もある岩壁には、巨大な顔が彫られている。

 

前九年後三年の役の後、戦死者の霊を供養するために源義家が彫ったものとされる。

本来は全身像であったらしいが、明治時代、地震によって胸から下が崩落してしまったという。

 

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その後、千葉さんはさらに奥地の秘湯ともいえる温泉に連れて行ってくれた。

 

周りに明かりはほとんどなく、日本で最も星が良く見えるのだとか。

生憎この日は若干雲が残っていて、満点の星空とはいかなかった。

 

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その後、盛岡冷麺を食べる。

岩手では、冷麺は焼き肉とセットで食べるそうだ。

いろいろ勉強になる。

 

その後、夜遅くまで語って平泉駅で別れた。

人生哲学的な部分でマインドが似ていて、話していて楽しかった。

ありがとうございました。

 

 

 

[93日目・走歩行距離:28km]

 

 

 

<94日目(7/4)>           

岩手県・平泉町~岩手県・奥州市

 

●平泉散策

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昨晩は平泉駅で休んだ。

 

今日は土曜日

週末の世界遺産にも関わらず、それほど人は多くない。

 

空は少し雲がかっていて、雨が降りそうな雰囲気である。

 

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昨日はどちらかというと平泉のコアな部分を回ったので、今日はメジャーどころの中尊寺金色堂に寄る。

 

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小高い山の中に、不動堂毘沙門堂辯天堂など多くのお堂が静かに建っている。

 

まだ朝早いとは言え、観光客らしき人がほとんど見受けられなかったのが気になった。

世界遺産は数あれど、人の集まり方には差が出るようだ。

 

 

●奥州市水沢

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中尊寺を散策した後、

平泉から16km程走って奥州市水沢へ向かう。

 

奥州市もまた広い

水沢はその中でも都市部にあたる。

 

詳しく言述したいところだが、この時、携帯の充電が切れていたので写真がない

 

やはり物事を思い出すのに写真はかなり役に立っていたようだ。

いざその写真がないと、細かいところまで思い出せない

 

 

以下、言い訳。

 

旅とは意外と地味なものだ。

そう、すぐ忘れてしまうほどに。

 

厳密に言えば、常にドラマチックなことや波乱が起こるわけではない。

ごく普通の何でもない時間の方が圧倒的に多い

 

旅行ガイドブックでは綺麗な絶景写真や見所ばかりをチョイスするものだし、旅人の経験談は武勇伝的でスリリングなものである。

 

だが、それはあくまでも旅の一側面でしかないということをここに書いておこう。

 

結局、“旅”という素材から何を得るかは人それぞれなわけである。

 

 

ネタがないことをいいことに、御託が過ぎた。

そもそもブログ更新を溜めずにいれば良かっただけの話かもしれない。

 

 

ニーチェが言うところでは、

人は自分が信じたいことを主張するためには、どんな屁理屈でも言うらしい。

 

ああ、あまりに人間的。

 

この日は久しぶりにネットカフェに泊まった。

 

 

[94日目・走歩行距離:21km]

 







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