走ることと旅することが好き。2015年走って日本縦断を達成。「走」「旅」をメインに発信。海外のマラソン陸上情報なども。

走×旅 ~Running Journey~

旅 Journey 日本縦断ラン

日本縦断ラン 105~106日目(秋田)

更新日:

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<105日目(7/15)>

秋田県・男鹿市~秋田県・大潟村

 

●男鹿市発

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昨晩は羽立駅で休んだ。

午前5時半頃、駅の利用者がポツポツとやってくる。

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その中で声をかけてくれたおばちゃんから差し入れを頂く

朝から人の優しさに触れると、やはり気持ち良く一日を始められる

 

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今日のコースはなかなかタフだ。

男鹿半島の根本を突っ切った後、海岸沿いの山道が延々と続く

 

心して向かわなければ。

 

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再び景色は内陸のそれへと一変する。

 

傾斜が10%はあろうかという坂が何度も現れ、僕の脚力を奪っていく。

 

それでも平均1km5分台のペースで走れている。

 

地元の農家の方たちに声をかけてもらう度に元気をもらってなんとか走り続ける。

 

農道を歩くおばあちゃんに

「今日は暑くなるよ。」

と声をかけられ、

 

「はい、ありがとうございます。」

と訳の分からない返事をしてしまった。

 

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男鹿半島の根元を走り抜き、再び日本海を臨む道へ出た。

 

海沿いに伸びる道の景色は素晴らしく美しいのだが、走るコンディションは過酷だった。

 

小刻みなアップダウンを走り続け、脚は消耗していく

日差しが強く、全身から汗が噴き出していた。

 

海から吹く風が辛うじて涼みを与えてくれるが、

少し浜から離れるとそれは温風となり、熱気を僕に打ち付けてきた。

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流石にバテてきて、そろそろ止まろうかという時に農家のおばあちゃんから

「頑張ってねー」

と言われると、止まるに止まれない。

 

 

●大潟村

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道脇の森からは、鳥とは思えぬ奇妙な物音が何度も聞こえてくる。

 

かつて男鹿半島と本州とは海で分断されていたという。

見知らぬ動物たちが住み着いているのかもしれない。

 

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やがて進路をにとり、海岸から離れる。

 

向かったのは大潟村

 

日本で唯一の干拓地だけで成り立つ自治体だ。

国内2位の広さを誇っていた湖沼・八郎潟50年前に干拓して出来上がった地域である。

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僕はとにかくこのくたびれた身体を休める場所を探した。

 

この時にはもう1km7分を超えるペーストボトボと走っていた

 

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そして到着したのは、道の駅・大潟

 

ここで水分補給昼食を済ませて、なんとか命を繋いだ

 

 

●ポルダー潟の湯

今日は距離的にはそれほど多く走ったわけではないが、コースがタフだったので相当くたびれた。

 

午後はこの大潟村でゆっくりすることにした。

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丁度良く温泉がある。

 

丁度良くというのは、盛岡を出発してから一週間も風呂に入っていなかったからだ。

まさに念願の温泉である。

 

ポルダー潟の湯は、モール温泉という。

 

温泉の説明書きによると、

 

「モール」とは、ドイツ語で「腐植質」を意味する。

火山活動による温泉ではなく、大潟村の大地の地下900mにある地層で地下水が温められて出来たもの。

その地層と言うのは、なんと400~500万年前に形成されたそうである。

 

八郎潟を干拓して誕生した大潟村ならではの非常に珍しい温泉といえる。

 

湯の色は茶褐色肌触りは滑らか

 

・・・とうんちくを振りかざしたが、

とにかく一週間ぶりの入浴は格別であった。

 

 

入浴後、施設内に血圧計があったので測定してみた。

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血圧は問題ないとして、脈拍が45/分

 

成人男性の正常値は60~100/分と言われているから、まあ少ない方だろう。

 

しかし脈拍が少ないことは長距離ランナーとしては普通で、血液循環の効率が良いともいえる。

 

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この日は、道の駅に戻って休んだ。

 

7日連続の野宿だ。

 

 

[105日目・走歩行距離:26km]

 

 

 

<106日目(7/16)>

秋田県・大潟村~秋田県・能代市

 

●大潟村発

 

昨晩はよく眠れなかった。

 

道の駅の休憩スペースで寝たのだが、その室内に虫が大量に集っていたからだ。

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真夏という季節に加え、田畑が広がる田舎の夜であるから、灯りに集る虫の数は尋常ではない。

室内とはいえ、公共施設であるから扉が開く度に虫がいとも簡単に侵入してしまうのだ。

 

とにかく虫にまとわりつかれるのを避けるためだけに寝袋に包まったのだが、これが暑くて仕方がない

しかし、寝袋を脱ぐと全身に虫がまとわりつくというジレンマ。

 

室内野宿が必ずしも良いわけではないようだ。

 

 

そうしてようやく朝を迎えるも、どうも疲労が抜けていない気がする。

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午前中はゆっくりして、午後から走ることにした。

 

ブログ記事を書いたり、読書したりして過ごしているとあっという間に午後の3時になる。

 

ダラダラし過ぎた。

 

今日の目的地は、秋田県・能代市

ここ大潟村から距離にして約24km

 

一気に走ってしまおう。

 

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延々と続く直線道路を走り続ける。

大潟村は干拓地であるので、碁の目のように規則正しく道路が伸びている。

 

道の横にはだだっ広い田園風景が続いている。

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その景色はまるで、カナダオーストラリアといった国土の広い国を彷彿させる。

北海道もこれと似たような景色が延々と続くのだろうか。

 

 

●能代市

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やがて干拓地を抜け、大潟村を離れた。

 

その後、三種町を走り抜けて能代市に入る。

 

能代市に入ってもしばらくは、ただただ広がる田園が視界に広がっている。

 

秋田はとにかく田畑が多い

それに伴って至る所にコイン精米機を見かける。

 

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20kmを超えた頃からようやく街並みが見えてきた

 

もう黄昏近い

 

結局この日は一気に22km走り、その後今夜休めそうな場所を探した。

 

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やはり今夜もITOKUさんである。

 

能代の東方にあるショッピングモールにある。

 

例に漏れず、ここも駐車場の広さが尋常ではない

夜になると駐車場をまるでサーキットコースのように車が駆けていく。

 

とにかく、今夜で8日連続の野宿である。

 

 

[106日目・走歩行距離:25km]

 







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