走ることと旅することが好き。2015年走って日本縦断を達成。「走」「旅」をメインに発信。海外のマラソン陸上情報なども。

走×旅 ~Running Journey~

旅 Journey 日本縦断ラン

日本縦断ラン 107~108日目(秋田)

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 <107日目(7/17)>     

秋田県・能代市~秋田県・北秋田市鷹巣

 

●能代市発

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午前6時半能代市を発つ。

 

東から早朝の陽光を浴びながら歩き始める。

早朝の内は、まだ空気は冷えている。

 

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澄んだ空気を吸いながら、北東北の内陸へ向かって進む

能代市の次は国道7号線に沿って、北秋田市から大館市そして青森へと走る予定だ。

 

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そして、次第に景色は平地から山道へと変わっていく。

 

徐々に気温が上がっていき、初夏の空は深い青色に輝いている。

薄い雲が気ままに漂い、これから訪れる本格的な夏を前に空全体が躍動しているようにも見える。

 

絵葉書にでも見るような景色の中で、時折電車が走っていく。

 

車通りはそれほど多くなく、あたりの景色を眺めながら走る余裕がある。

 

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しばらくこのような景色を淡々と走り続ける。

ペースは1km5分台

だいぶこのペースに身体は慣れてきた。

 

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一級河川の米代川が見えてきた。

米代川は秋田の内陸から能代港へと流れている。

昔からこの川を伝って伐採した秋田杉を能代港まで運搬し、それから日本全国へと出荷していたという。

 

秋田の林業史において非常に大きな役割を果たしていた米城川であるが、近代までは氾濫が絶えず、このあたりに田を耕すことにも大変な労力を要したという。

 

走りながら何気なく見ているこの美しい田園風景は、先人たちの多大な努力の上に出来たものであるのだ。

 

こうやって農村を走り続けていると、その歴史や成り立ちにも興味が出てきた。

 

 

●二ツ井、きみまち阪

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17km走って辿り着いたのは、道の駅・二ツ井

この地域は「きみまち阪」というロマンチックな名前ももつ。

 

「きみまち阪」という地名は、明治天皇が東北巡幸の際に名付けたものである。

この時、宮中にいる皇后から送られた手紙には次の詩が綴られていた。

 

「大宮の うちにありてもあつき日を いかなる山か 君はこゆらむ」

 

このことがきっかけで、後日この地に「きみまち阪」という名前が付けられたという。

 

今も昔も旅人の帰りを待つ人の気持ちは似たようなものなのだろうか。

僕はどちらかというと旅をする側の人間だからあまり分からない。

なんとまあ無責任な。

 

 

●北秋田市鷹巣

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二ツ井で休憩をとった後、走りを再開。

 

道路上の気温表示には、32℃と表示されている。

早朝の涼しさはすっかり去って、陽光が容赦なく空気を温めていた。

 

流石に朝のように軽快には走れなかったが、ペースを落としてじっくり走った。

 

とにかく腰の位置を落とし過ぎないことを意識した。

何度も言うが、上半身を上手く使ってバックパックの負荷を全身に分散させて走るとかなりラクになるのだ。

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そうして到着したのは、北秋田市鷹巣

山間部にあって広々とした町だ。

田んぼに囲まれていながら、店もそれなりにある。

 

人通りも割と多く、明るく声をかけてくれる人もいる。

住人たちの楽しそうな会話が聞こえ、活気がある印象だ。

 

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そして、ショッピングモールの駐車場の広さは期待を裏切らない。

スカッとするほどの広さだ。

写真一枚に収まりきらないのが惜しい。

 

今夜は、またまたITOKUさんの前で休ませていただく。

丁度良い具合に屋根付きのバス停があったので、そこで寝た。

 

9日連続の野宿

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[107日目・走歩行距離:34km]

 

 

 

<108日目(7/18)>     

秋田県・北秋田市鷹巣~秋田県・大館市

 

鷹巣

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昨晩は、野宿の割には快適な夜だった。

 

電灯に集る大量の虫もおらず、人や車に眠りを妨げられることもなく一夜を過ごせた。

たったこれだけのことが久々の体験であった。

 

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空は曇り気味でいつ雨が降ってもおかしくない。

身体のコンディションでいうと、足底の強張りがひどく歩くのも憂鬱だ。

休めそうなところまで移動して、午前中は様子を見よう。

 

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3km程歩いて道の駅・鷹巣に寄る。

 

太陽こそ雲に隠れているが、湿度が高く蒸されるような暑さがある。

 

ブログ記事を書いたりしながら過ごしている間、やはり天候は安定していなかった。

スコールのような雨が降ったかと思えば陽光が差し、その蒸し暑さは道の駅に集まる人達に悲鳴を上げさせた。

 

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14時、雲が厚くなり少し涼しくなったところで走り出す。

 

次の目的地・大館市までは16km

 

サクッと走ってしまおう。

 

 

●大館市

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コースはなだらかな上り坂と下り坂が繰り返し続いたが、自分でも驚くくらい軽快に走れた

久しぶりにストライド(歩幅)を広くして走ってみたりもした。

 

平均ペースは1km5分15~20秒だったので、普段通勤ランをするときとあまり変わらない。

走るペースやリズムが一段階上がると爽快感もかなり違う。

久しぶりのスピード感を味わえて良かった。

 

小雨が降り、蒸し暑さが程よく去っていたのも幸いした。

 

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そうして、大館市に到着する。

 

秋田県から青森県に入る手前の町である。

 

それなりに大きい街で、店が立ち並ぶ道をしばらく走った。

雨が強くなり出したところでストップ。

 

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再三、ITOKUさん。

 

もちろん駐車場は尋常ではない広さ。

駐車場の端から店まで歩くのに少し疲れるほど。

 

夕食を済ませた後は、ネットカフェに泊まる。

溜まっているブログ更新などを今日こそ片づけなければ。

ついに連続野宿は9日でストップした。

 

ゆっくり休もう、といきたいところだったが、夜通しでブログ更新などの作業をしていて殆ど眠れなかった。

 

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[108日目・走歩行距離:22km]

 

 

 







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