走ることと旅することが好き。2015年走って日本縦断を達成。「走」「旅」をメインに発信。海外のマラソン陸上情報なども。

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旅 Journey 日本縦断ラン

日本縦断ラン 123~124日目(北海道・長万部~黒松内)

更新日:

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<123日目(8/2)>       

北海道・長万部町

 

●長万部二日目~どうでもよいこと

今日は、長万部に延泊することにした。

 

洗濯物が渇いていなかったからというのと、もっとゆっくりしていきたい気分になったからというのと。

 

多分、後者の方が理由として大きい。

 

ただの怠け者である。

気分屋である。

 

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そういえば、函館で小保内さんから興味深い話を聞いたのでここに書き起こしてみようと思う。

 

脳神経の医師である小保内さん曰く、

現代の脳科学をもってしても「やる気」というものは未だに謎の部分が多いという。

 

例えば「何故、人は走るのか?」

 

これはランナー自身にとっても永遠の謎である。

ましてや走らない人からしたら、昨今のマラソンブームは摩訶不思議な現象にさえ見えるかもしれない。

 

確かに、走った後の達成感なり、自己実現の喜びなり、競争欲求なり、走ることには人を惹きつけるものがある。

 

しかし、それらは「走る」という行為に付随する要素を部分的に切り取っただけのものだ。

 

それらが“走る理由”であるとするなら、“走らない理由”もまた存在する。

「面倒くさい」「キツい」「単調でつまらない」「長続きしない」などいくらでもある。

 

それらの“走る理由”と“走らない理由”がある中で、

その人が実際に走るかどうかは結局「気分」の問題である。

 

“走りたい気分”なのか“走りたくない気分”なのか、というわけだ。

それから理由が後付される。
(もちろんすべてのケースにそれが当てはまるわけではないが。)

 

では今度は、その「気分」「やる気」というのは何に裏付けられるのかという話。

 

それはずばり「DNA」

 

人間はDNAによって、特定の刺激を受けた時にどう反応するかということが大体決められているらしい。

 

であるならば、走るという行為に対して「やる気」が生じたり、生じなかったりするのは、DNAのせいではないか。

 

「人は何故走るのか?」

 

それはまさしく

「DNAに走らされている」わけである。

 

うん。何だか物凄い名言を放った気がする。

 

ある分野に対して、自然と「やる気」が起こる人もいれば、全く「やる気」が起きない人もいる。

それはもうDNAに刻み込まれたその人の行動原則なのかもしれない。

 

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宿のオーナーから差し入れてもらったスイカが美味い。

ご馳走様でした。

 

[123日目・走歩行距離:2km]

 

 

 

<124日目(8/3)>       

北海道・長万部町~北海道・黒松内町

 

●長万部発

二日連続でお風呂に入るという贅沢な生活を終え、長万部の地を後にする。

 

これから内陸を抜けて、日本海側小樽を目指す。

今日のゴール地点は、黒松内町だ。

 

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午前7時、今にも雨が降りそうな天気の下、長万部を発つ

 

距離案内の標識を見ると、一番近い場所で77km先。

流石、広大な北海道である。

 

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霧のような柔らかい雨が身体を濡らす。

陽光は厚い雲に遮られ、暑さは感じない。

 

長万部でたっぷり休ませた身体は良く動く。

大腿とふくらはぎの筋肉に弾力があり、しっかり地面を蹴って走れている。

いわゆる「バネ走り」という感覚だ。

 

ペースは1km5分50秒程。

アップダウンが続く道をリズム良く走れている。

 

次第に強くなってきた雨が脚の筋肉を冷やしてくれる。

 

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内陸へ深く入るように走っているので、道の両側には林が茂り出してきた。

霧ではっきりとは見えないが、奥には山並みが続いているようだ。

 

次第に車両の交通量が減り、走りやすくなってきた。

ところが、こう人気がなくなってくると、今度は何か獣が現れやしないかと心配になってくる。

 

 

そんな中、ついに現れた。

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「ヒグマ出没」の注意看板。

 

やはり・・・。

 

北海道は、獣にビクビクしながら走るくらいが丁度よいのだろう。

 

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●道の駅・黒松内(くろまつない)

 

走りの方は快調で、一気に23km走った。

20kmを超えてから脚が重くなってきたが、道の起伏を考えたらそんなところだろう。

 

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そうして辿り着いたのは、道の駅・黒松内(くろまつない)

 

朝の時間帯こそ人は少なかったが、昼前頃からどんどん人が増えだしてかなり賑わってきた。

 

イートインスペースが広く、駅内はとても綺麗に掃除されている。

居心地が良い。

 

Wi-Fiが使い放題だったので、ここで一気にブログ更新等を済ませてしまうことにした。

 

作業を一通り終えた後、

ふと、これまで走ってきたルートを地図で振り返ってみる

福岡~黒松内ルート

なんだか笑えてきた。

人間意外と走れるものだな。

 

[124日目・走歩行距離:24km]

 







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