日本縦断ラン 127~128日目(北海道・ニセコ~余市)

<127日目(8/6)>       

北海道・ニセコ町~北海道・倶知安町

 

●ニセコ町発

20150806_074636

8時前道の駅・ニセコビュープラザを発つ。

 

快晴だった昨日に代わり、今日の空模様は曇り

今にも雨が降り出しそうな感じだ。

20150806_081036

走るには悪くない。

 

コースには起伏がいくらかあったが、淡々とリズムよく走れている。

ペースは1km5分45秒程。

 

今日は隣町の倶知安町まで走る。

 

 

●倶知安町(くっちゃんちょう)

20150806_090718

倶知安町(くっちゃんちょう)までは、距離にして13km程。

曇り気味でそれほど暑くなく距離も短かったので、サクッと気持ち良く走れた。

 

20150806_092531 20150806_092742

 

倶知安から先にはしばらく町がないので今日はここで止まってゆっくりする。

 

ポツポツと弱い雨が降ってきた。

 

昼食はスーパーで買った弁当で済ませ、街中を散策。

20150806_091303

「町」にしてはなかなか大きい。

飲食店本屋も多く、不自由はなさそうな印象である。

 

20150806_093846

その後、倶知安駅でゆっくりしていると、

「倶知安かあちゃん」と名乗る女性が話しかけてくれた。

 

とても気さくな方で、しかもその方もランナーだというからしばらく話し込んで盛り上がる。

 

するとその流れで、

何と北海道新聞の方に取材してもらえることに。

僕の「日本縦断ラン」が新聞記事になるわけだ。

 

倶知安観光協会に場所を移し、取材を受ける。

新聞掲載用の写真も撮ってもらった。

11792033_1157684430915189_2752453957657497501_o

それから倶知安観光協会の方々と話したりして、ゆっくりさせてもらった。

 

皆、気さくな方ばかりで楽しい時間を過ごした。

 

20150807_051738

夜は倶知安駅前のベンチで寝る。

 

流石に北海道。

夜になるとだいぶ涼しい

 

[127日目・走歩行距離:15km]

 

 

 

<128日目(8/7)>       

北海道・倶知安町~北海道・余市町

 

●倶知安町発

20150807_051757

5時前起床

 

今日の目的地は少し遠い。

目指す余市町40km以上離れている。

 

最近、せいぜい30kmくらいしか走っていないので少し心配だ。

 

とか、ウダウダしながら早朝を過ごす。

さっさと出発すればよいものを。

 

20150807_052033

兎も角、7時半倶知安町を出発

 

出発して間もなく前方から来た車が停まった。

 

昨日もお世話になった「倶知安かあちゃん」だ。

昨日取材された記事が今朝の新聞に載っていたよと教えてくれた。

 

20150807_145145

実際の記事はこんな感じ。

僕もこれで北海道新聞デビューだ。

 

それから、倶知安の母からおにぎりの差し入れを頂き別れる。

ありがとうございました。

 

 

●新聞効果

 

今朝の新聞に載せてもらったおかげか、今日の道中は応援してくれる人が一段と多かった

 

クラクションを鳴らして応援してくれたり、車の窓から手を振ってくれたり、

わざわざ車を停めて差し入れをくれたり。

 

「新聞見たよー。頑張ってー。」

 

と、声をかけてもらったりもする。

 

やはり新聞の効果は凄い

 

これからはソーシャルメディアの時代だとかよく言われているが、

まだまだマスメディアの影響力の大きさは健在だ。

 

兎も角、こういう応援をたくさん受けながら、先刻までのウダウダした気持ちは吹っ飛び、元気よく余市町までの道のりを走っていた。

 

 

●稲穂峠

とはいえ、ずっと快調だったわけではなく、この日も厳しい暑さに苦しめられた。

 

ちょうど脚に疲れが溜まってくる17km地点あたりから稲穂峠の坂道が始まる。

20150807_074524 20150807_095956

元気な時ならそうでもない傾斜なのだろうが、この暑さの下で20km近く走ってきた脚には酷な上り坂である。

 

ペースは1km7分近くまで落ち込んだが、一歩一歩踏みしめるように坂を上る。

 

坂を上り切ると稲穂トンネルが姿を見せる。

20150807_093056

が、いやいや。

流石にこれは歩道が狭すぎる

 

と、当時はツッコむ気力もなかったので、すれすれで車両を避けながらふらつく脚を運んでいく。

 

 

●大魔王ポルポル

20150807_101916

そうして峠を下り切ったところにある駐車場スペースで休憩。

一気に25km走った。

 

余市まではあと15km程残っている。

 

とりあえず、500mlボトル2本分の水を飲み干す。

それから差し入れでもらったおにぎりチョコレートを食べ、なんとか息を吹き返した。

 

 

20150807_085831

その後、靴を脱いで身体を休ませていると前方から若者がこちらへ向かってくるのが見える。

 

その若者の顔面には悪魔メイクが施されている。

大量の荷物を積んだママチャリを押していて、その正面には「日本一周中」の文字。

そしてママチャリの後尾には「大魔王ポルポル」という書かれたのぼりが掲げられている。

 

20150807_122423

おやおや。

もはやどこからツッコんだらよいか分からない。

 

というか、ゆっくり休もうとしていたところが、それどころじゃない状況のようである。

 

CLx1VGZUYAENIrN

大阪からママチャリで日本一周中の大魔王は、ちょうど北海道を一周し終えるところでこれから函館に向かうらしい。

 

余市から逃亡してきたという彼は、それから洗濯物を干し始めた。

 

お菓子を分けてくれた大魔王は優しかった。

 

 

●余市町

CLx1VGbUsAAEUtr 20150807_130135

 

昼過ぎ、大魔王と別れ、再び余市町を目指して走り始める。

相変わらず日差しが強かったが、人里に下りて平坦な道が多かったので朝よりはラクに走れる。

 

20150807_161712 20150807_165558 20150807_173022

 

さくらんぼの名産地・仁木町を抜けて、余市の町が見えてくる。

 

余市に着くころには陽が傾き始めて、涼しい風も吹いていた。

 

20150807_173353

余市到着後、「宇宙の湯」という温泉へ。

入浴料440円

5日ぶりの風呂である。

 

20150807_184237

温泉でゆっくり身体を休めた後、夕食は海鮮丼を頂く。

入浴とセットで1000円なので、なかなかリーズナブル。

 

それから道を引き返して歩き、今晩は余市駅内で休んだ。

20150807_183421

 

[128日目・走歩行距離:44km]

 

日本縦断ラン 125~126日目(北海道・黒松内~ニセコ)

<125日目(8/4)>       

北海道・黒松内町~北海道・蘭越町

 

●黒松内町発

20150803_184150

昨晩は、道の駅・黒松内で休む。

 

トイレ前の通路にベンチがあったのでそこで寝た。

 

夜中、誰もいないのに自動ドアが狂ったように何度も開くので気になって仕方がない。

 

時折止まったかと思えば、再び思い出したように勝手に開く自動ドア。

 

戸外は真っ暗闇

流石にこの現象が続くと、少し縁起の良くないことを考えてしまう。

写真を撮ろうとしたが、変なものが写ったら嫌なので止めておいた。

 

20150804_065051

そうこう夜を過ごして、翌朝5時半起床

 

駐車場で車中泊していた人も多かったので何人かと話した後、道の駅を発つ

 

雨は降っていないが、霧が濃い

まだ梅雨は続くようだ。

 

20150804_071701 20150804_072155

走っていると、僕の後から道の駅を出発したキャンピングカーの人が車の中から差し入れをくれた。

 

同じ鹿児島出身者であったことも嬉しかった。

 

だが、この差し入れの品。

頂いたのが走り始めてしまった後だったので、バックパックにしまうのが面倒だ。

 

腕の筋トレがてら、この1000mlボトルを手に持ちながら走ってみた。

こんな活用の仕方も悪くない。

 

 

●蘭越町(らんこしちょう)

20150804_080650 20150804_080656

この日も走りは軽快で、1km5分40秒ペースでアップダウンをしっかり走り切った。

 

20150804_081950

14km走ったところで、道の駅・蘭越に着くが、あまりゆっくりできそうではなかったので、間もなく再出発。

 

蘭越町の市街地まで、さらに8kmの道のりを走る。

 

20150804_101906 20150804_101948

後半は下り基調のコースであったこともあり、ペースは1km5分30秒前後。

妙にバックパックが軽く感じられたので、きっと疲労が上手く抜けていたのだろう。

 

霧が少しずつ晴れてきて、北海道の内陸の山並みが姿を見せ始めた。

 

20150804_104550 20150804_171646

そして、蘭越町(らんこしちょう)に到着。

 

約50kmぶりのコンビニを見つけて少しホッとする。

 

蘭越町は、山に囲まれた小さな町だ。

奥にニセコの山脈が見える。

すっかり北海道の内陸まで来たようだ。

 

店が少なく寝床が見つかるか心配だったが、ここの観光案内所で眠れそうだ。

20150804_110649

「街の茶屋」

室内ではないが、屋根があるしベンチも大きくて快適だ。

 

ただ戸外なのでクマが出やしないか。

ビビりながら寝る。

 

[125日目・走歩行距離:23km]

 

 

 

<126日目(8/5)>       

北海道・蘭越町~北海道・ニセコ町

 

●蘭越町発

20150805_062804

5時に起床。

だが、身体が異常に重い。

 

恐らく昨日がやけに身体が軽く、調子に乗って走った反動だろう。

昨日は軽さに任せて、いつもとは違う走り方をしていた感覚がある。

 

ゆっくりウォーキングした後、しばらく身体を休めてから9時に再出発。

20150805_063709

1km6分半のペースから徐々に身体をほぐしていく。

 

時刻が9時を過ぎると、太陽はすっかり昇って煌めいていた。

皮膚が焼けるような日差しが照り付ける中、ゆっくりとじっくりと走っていく。

 

それから身体が動くようになり、ペースは1km6分程まで上がってきた。

 

20150805_100703

道は起伏が激しい。

ニセコ連峰が近づくにつれて、起伏が多くなってくるのだ。

なだらかな坂が多い北海道にしては、この辺りは傾斜がきつい。

 

延々と細かいアップダウンが続く。

やっと坂道を上り切ったと思ったら、すぐに次の上り坂が現れる。

 

20150805_104025

思わず「マジか!」と一人で声が出る。

 

ただでさえ暑さが脚にダメージを与えている。

その状態で何度もアップダウンを走るのはなかなか酷である。

 

なるほど内陸に入ってから、自転車を漕いでいる人は極端に減った

自転車はなおさらこの道を避けるに違いない。

 

車やバイクがスイスイと僕を追い抜いていく。

ライダーの人達は時折ガッツポーズを作ってエールを送ってくれる。

 

それを励みに一歩ずつ脚を前へ前へ運ぶ。

 

その様子を奥の羊蹄山(ようていざん)はただ静かに見守っていた。

20150805_102954

 

●ニセコ町

16km走って道の駅・ニセコビュープラザに到着。

20150805_110858 20150805_110921

最後はフラフラになって辿り着いた。

 

距離は大したことはないが、暑さと起伏にくたびれた。

やはり気温は30℃を超えていたらしい。

 

20150805_125006

北海道の中でも指折りの観光地であるニセコ町は、アウトドア系のアクティビティが豊富に用意されている。

 

ニセコ連峰を巡るトレッキングサイクリング、それから清流での釣りラフティング

冬は良質な雪が積もるスキー場でウィンタースポーツが楽しめる。

 

平日にもかかわらずこの日も道の駅は夏のニセコを楽しみに来た家族連れ観光客で溢れていた。

山に囲まれた小さな町だが、人の賑わいが凄い。

まさしくニセコの観光シーズン真っ盛りだ。

 

またこれはニセコに限ったことではないが、北海道に入ってから外国語表記のポスターやパンフレットがよく目に付く。

そこは流石だなと感心した。

 

ただ、このシーズンは圧倒的に日本人観光客が多いようだ。

 

20150805_162432  20150805_160648

町全体のデザインも観光客がワクワクするようなものになっている。

豊富な自然資源のイメージにあった木材基調のお洒落な飲食店やアクティビティショップが多い。

道は綺麗にされていて雑多な感じはない。

 

道の駅にもユニークなモニュメントが接地されている。

 

20150805_155310

何と、ニセコ牛がアイスクリームにめった刺しにされている

もちろん家族連れ観光客たちには大人気だ。

 

何故アイスクリームに刺されているのか、なんていう野暮な質問は止めておこう。

 

夜は、道の駅内にクッションベンチがあったので、そこで快適に休むことが出来た。

20150805_185435

[126日目・走歩行距離:18km]

 

日本縦断ラン 123~124日目(北海道・長万部~黒松内)

<123日目(8/2)>       

北海道・長万部町

 

●長万部二日目~どうでもよいこと

今日は、長万部に延泊することにした。

 

洗濯物が渇いていなかったからというのと、もっとゆっくりしていきたい気分になったからというのと。

 

多分、後者の方が理由として大きい。

 

ただの怠け者である。

気分屋である。

 

20150801_164653

そういえば、函館で小保内さんから興味深い話を聞いたのでここに書き起こしてみようと思う。

 

脳神経の医師である小保内さん曰く、

現代の脳科学をもってしても「やる気」というものは未だに謎の部分が多いという。

 

例えば「何故、人は走るのか?」

 

これはランナー自身にとっても永遠の謎である。

ましてや走らない人からしたら、昨今のマラソンブームは摩訶不思議な現象にさえ見えるかもしれない。

 

確かに、走った後の達成感なり、自己実現の喜びなり、競争欲求なり、走ることには人を惹きつけるものがある。

 

しかし、それらは「走る」という行為に付随する要素を部分的に切り取っただけのものだ。

 

それらが“走る理由”であるとするなら、“走らない理由”もまた存在する。

「面倒くさい」「キツい」「単調でつまらない」「長続きしない」などいくらでもある。

 

それらの“走る理由”と“走らない理由”がある中で、

その人が実際に走るかどうかは結局「気分」の問題である。

 

“走りたい気分”なのか“走りたくない気分”なのか、というわけだ。

それから理由が後付される。
(もちろんすべてのケースにそれが当てはまるわけではないが。)

 

では今度は、その「気分」「やる気」というのは何に裏付けられるのかという話。

 

それはずばり「DNA」

 

人間はDNAによって、特定の刺激を受けた時にどう反応するかということが大体決められているらしい。

 

であるならば、走るという行為に対して「やる気」が生じたり、生じなかったりするのは、DNAのせいではないか。

 

「人は何故走るのか?」

 

それはまさしく

「DNAに走らされている」わけである。

 

うん。何だか物凄い名言を放った気がする。

 

ある分野に対して、自然と「やる気」が起こる人もいれば、全く「やる気」が起きない人もいる。

それはもうDNAに刻み込まれたその人の行動原則なのかもしれない。

 

20150802_113951

宿のオーナーから差し入れてもらったスイカが美味い。

ご馳走様でした。

 

[123日目・走歩行距離:2km]

 

 

 

<124日目(8/3)>       

北海道・長万部町~北海道・黒松内町

 

●長万部発

二日連続でお風呂に入るという贅沢な生活を終え、長万部の地を後にする。

 

これから内陸を抜けて、日本海側小樽を目指す。

今日のゴール地点は、黒松内町だ。

 

20150803_070737 20150803_071251

午前7時、今にも雨が降りそうな天気の下、長万部を発つ

 

距離案内の標識を見ると、一番近い場所で77km先。

流石、広大な北海道である。

 

20150803_073351

霧のような柔らかい雨が身体を濡らす。

陽光は厚い雲に遮られ、暑さは感じない。

 

長万部でたっぷり休ませた身体は良く動く。

大腿とふくらはぎの筋肉に弾力があり、しっかり地面を蹴って走れている。

いわゆる「バネ走り」という感覚だ。

 

ペースは1km5分50秒程。

アップダウンが続く道をリズム良く走れている。

 

次第に強くなってきた雨が脚の筋肉を冷やしてくれる。

 

20150803_082546

内陸へ深く入るように走っているので、道の両側には林が茂り出してきた。

霧ではっきりとは見えないが、奥には山並みが続いているようだ。

 

次第に車両の交通量が減り、走りやすくなってきた。

ところが、こう人気がなくなってくると、今度は何か獣が現れやしないかと心配になってくる。

 

 

そんな中、ついに現れた。

20150803_084706

「ヒグマ出没」の注意看板。

 

やはり・・・。

 

北海道は、獣にビクビクしながら走るくらいが丁度よいのだろう。

 

20150803_085116

 

 

●道の駅・黒松内(くろまつない)

 

走りの方は快調で、一気に23km走った。

20kmを超えてから脚が重くなってきたが、道の起伏を考えたらそんなところだろう。

 

20150803_094446

そうして辿り着いたのは、道の駅・黒松内(くろまつない)

 

朝の時間帯こそ人は少なかったが、昼前頃からどんどん人が増えだしてかなり賑わってきた。

 

イートインスペースが広く、駅内はとても綺麗に掃除されている。

居心地が良い。

 

Wi-Fiが使い放題だったので、ここで一気にブログ更新等を済ませてしまうことにした。

 

作業を一通り終えた後、

ふと、これまで走ってきたルートを地図で振り返ってみる

福岡~黒松内ルート

なんだか笑えてきた。

人間意外と走れるものだな。

 

[124日目・走歩行距離:24km]

 

日本縦断ラン 121~122日目(北海道・森~長万部)

<121日目(7/31)>     

北海道・森町~北海道・八雲町

 

●森町発

昨晩は、初めて知り合った福澤さんのご自宅で休ませてもらった。

 

翌朝、昨日の晩に引き続きどんどん食事を出してくれる

それこそもう食べきれない程である。

 

お腹パンパンで明らかに走りに影響が出そうだったが、その善意が嬉しい

 

20150731_075349

そうして福澤さんと別れ、

8時前森町を発つ

 

森町の次はさらに北へ進み、八雲町を目指す。

 

案の定、朝食の食べ過ぎで身体は重かったが、1km6分ちょっとのペースで朝食を消化させつつゆっくり走った。

 

 

●内浦湾、野田生(のだおい)

20150731_075942 20150731_081917

雨が降りそうな気もするが、陽光も差している。

天候が読めない

 

北海道に入ってから今のところ、北海道らしいカラッとした陽気には恵まれていない。

この湿度と温度の高さの中を走っていると、時々自分が今北海道にいることを忘れてしまいそうになる。

 

20150731_083703 20150731_083712

八雲町への道はずっと海沿いだ。

内浦湾内の穏やかな海を眺めながら淡々と走る。

水平線がぼんやりと見える。

 

20150731_100117

10km走り、20km走ったところで一旦休憩。

野田生(のだおい)という所で止まる。

 

すると、ちょうど雨が降り出した

休憩と雨宿りを兼ねて、バス停で休む。

 

北海道のバス停は屋根付き、壁付きなので有難い。

室内は多少汚れている場合が多いが。

 

20150731_103049

ここでも地元のおばちゃんに差し入れを頂く。

奥尻島のアイス飴玉を大量にくれた。

 

Give精神が凄い。

天気は雨でも心が温まる。

 

 

●八雲町(やくもちょう)

20150731_113441

休憩後、雨は止み、今度は日差しが強くなった。

 

雨降りと、強い日差しの繰り返しで、湿度・温度ともに高くなる。

走るのにはあまり快適なコンディションとは言えない。

 

頭がボーっとしてきて、脳内には「や・く・も」の3文字しか浮かんでこない。

それ以上の思考はない

 

何も考えなくても脚は動いてくれるようで、もはや体に染み込んだ癖のように走っているのだろう。

 

20150731_133241 20150731_142824

それから8km程走って、八雲町(やくもちょう)に到着。

 

お隣の森町と似て、海沿いにある小さな町だ。

 

道が綺麗にされていて気持ちが良い。

大きい店こそないが、おしゃれで小さな店がいくつか目に入る。

 

スポーツに力を入れているのか、大きくて立派な運動公園プールもある。

 

20150731_214216

駅も立派だ。

これで24時間開放されているというから、今日の寝床は心配なさそうだ。

 

午後は、溜まっている作業を消化しながら過ごし、八雲駅にて休んだ。

 

[121日目・走歩行距離:34km]

 

 

 

<122日目(8/1)>       

北海道・八雲町~北海道・長万部町

 

●八雲町発

20150801_065709

午前7時八雲駅を発つ

今日も引き続き5号線を北上し、長万部町(おしゃまんべちょう)を目指す。

 

20150801_073041

昨日に比べるとやや風があり涼しい。

 

今日は雨が降る気配はなさそうだが、代わりに空は青く澄み渡っている。

陽が昇るにつれてかなり気温が上がりそうだ

 

事前にイメージしていた北海道の景色に近くなってきた。

 

20150801_080707 20150801_073849 20150801_075502

1km6分のペースで淡々と走る。

 

面白いほどに真っ直ぐ伸びている直線道路

左手には牧場や畑が広がり、右手には内浦湾の水平線が伸びている。

 

北の大地の雄大な景色に囲まれ、照り付ける陽光に苦しまされながら走る。

 

確かに暑いが、乾いた風が時折吹いてくれるのが幸いだ。

 

20150801_084759

歩道こそないが、路肩には人が走れるスペースが十分にある

しかし、居眠り運転でもしているのか時々蛇行して白線を越えてくる大型車両もあり、肝を冷やした。

 

 

● 国縫(くんぬい)

20150801_094556

20km程走ったところで、一旦休憩。

長万部町の手前の国縫(くんぬい)というところで脚を止める。

 

「くんぬい」アイヌ語で「黒い川」という意味らしい。

 

地名というのは、最初に音があってそれに漢字を充てていることがある。

そのため、漢字の読みが連想し難かったり、本来の意味が隠れてしまったりする。

 

特に北海道・沖縄のような独特の民族的歴史を持つところでは、地名の漢字を見ても読みが分からないことがよくある。

 

元々、漢字中国からの輸入品なのだと改めて感じる。

 

20150801_084815

さて、この国縫。

店も自販機もほとんど見当たらない。

駅前にすらなかった。

 

ようやく見つけた自販機はガソリンスタンドの中

そこで辛うじて水分補給だけは出来た。

 

僕は通常、朝食を食べずに走るので、この日は朝食・昼食ともに抜き

水分と昨日差し入れてもらった飴玉でしのぐ。

 

 

●長万部町(おしゃまんべちょう)

 国縫で休憩をとった後、走りを再開。

 

さらに8km程走る。

 

朝・昼食べていないが、良く身体は動く。

1km5分45秒ペースでリズム良く走れている。

人間は狩猟時代の本能で空腹時の方が集中力が増すと言うが、確かにそうかもしれない。

 

けれど、目の前に食べ物があると食い意地を張って食べ過ぎてしまうから困る。

 

20150801_160613 20150801_160912

やがて、長万部町(おしゃまんべちょう)に到着。

 

静かな温泉街だ。

ドライブ中の人達やライダーチャリダーを多く見かける。

大学生だろうか、若者の旅行者も多い。

 

それでいて、騒がしくなく程よい賑わいである。

 

20150801_164653

駅近く、コンビニ真向いという抜群のロケーションに、ライダーハウス兼銭湯を見つける。

ライダーハウス「たけちゃん」

1泊1000円入浴料400円

 

今日はここで5日ぶりのお風呂に入ってゆっくりすることにした。

 

 

[122日目・走歩行距離:32km]

 

日本縦断ラン 119~120日目(北海道・函館~森)

<119日目(7/29)>

北海道・函館市~北海道・七飯町

 

●日本一周チャリダーとの再会

20150729_095522

新潟で出会った日本一周チャリダー尚平くんと北海道にて再会。

 

無事に北海道を一周し終えて、ここ函館に戻ってきた。

お疲れ様。

 

会うのは約二ヶ月ぶりだったが、お互いにいろいろ経験してきたようだ。

 

函館定番のラッキーピエロで昼食を食べながら、

旅話に花を咲かせたり、今後について話し合ったりした。

 

彼はこれから日本本州をジグザグと南下していくそうだ。

お互い気を付けていきましょう。

20150729_122555 20150729_115227

 

 

●函館発~七飯町(ななえちょう)

三日間滞在した函館を遂に発つ。

 

青森、函館でたっぷり身体を休めたので、今日から気合を入れ直して北海道の旅を始める。

20150729_123546

 

と意気込んだものの、天候は走るには少々厳しかった。

 

連日の雨でムシムシとした空気が立ち込める中、太陽の光が容赦なく照り付ける。

湿度が高いので、身体中に熱が籠るのを感じる。

 

それでも、疲労はよくとれているので、身体は割としっかり動く。

1km6分前後のペースでじっくりと走った。

 

20150729_131422 20150729_131431

しばらくすると、函館市の隣町・七飯町(ななえちょう)に入る。

 

眼下には北海道の広大な土地が広がっている。

 

20150729_135549

そして、やはり夏の北海道はライダーチャリダーが大変多い。

走っているとひっきりなしにライダー、チャリダーとすれ違う。

 

すれ違いざまにお互いにエールを送りあうのが楽しい。

 

「頑張れー」と声をかけてくれる人もいれば、手を挙げてサインを送ってくれる人もいる。

中には、わざわざ止まって話しかけてくれる人もいる。

 

身体はキツいが、その度に元気が出る。

似た者同士、巡り合うと嬉しいものだ。

 

 

●大沼公園

20150729_144220

七飯町の市街地を抜けるといよいよ山に囲まれた道が始まった。

 

北海道は町と町の感覚が長い。

下手をすると、山や牧場のど真ん中で泊まることになりかねない。

 

そうなるとなどの獣に襲われる可能性もあるから、その惨事は避けたい。

 

隣町までの距離と道のりを頭に叩き込むなり、泊まれそうな場所を探しながら走るなり、より一層気を付ける必要がある。

 

 

なだらかな上り坂が続く。

 

そして、流石に北海道。

道が広く、車のスピードが速い

 

車にも細心の注意を払いながら走る。

 

20150729_150652 20150729_151452 20150729_174853

やがて、見えてきたのは大沼公園

新日本三景にも指定された国定公園である。

雲がかっているが、後方に駒ヶ岳も見える。

 

この日は、一気に23km走った。

後半はかなり脚が重くなってしまったが、休み明けにしてはそこそこ良く走れた方か。

 

大沼公園駅で、大量のハエと蚊の襲撃に耐えながら夜を過ごした。

20150729_175248 20150729_192154

 

 

[119日目・走歩行距離:26km]

 

 

 

<120日目(7/30)>

北海道・七飯町~北海道・森町

 

●七飯町・大沼公園発

20150729_192154

昨晩は大沼公園駅で休んだのだが、大量のハエと蚊に襲われた

 

夏という季節もあるだろうが、すぐそこに大沼が広がっているからだろう。

気が違ったように僕の身体にまとわりついてくる。

 

汗の匂いが彼らを惹きつけているのかもしれない。

寝袋で防御してみるが、それはそれで蒸し風呂のように暑い。

 

そうこうしていてその晩はまともに眠れなかった。

 

20150730_072955

翌朝7時、大沼公園駅を発つ。

 

20150730_073513 20150730_073939

大沼公園の壮観な景色は眺めていて素晴らしいのだが、やはり蚊がまとわりつく。

 

走っていてもまとわりついてくる。

何度振り払ってもまとわりついてくる。

何を思って、こう凝りもせずにまとわりついてくるのだろう。

 

広い大沼公園を隅々まで見て回ることはできなかったが、というより、まとわりつく蚊から早く逃げ出したくて、大沼公園を後にした。

後で虫除けスプレーを買っておこう。

 

 

●森町

20150730_081137

大沼公園を後にして、さらに北へ進んで行くと森町に入る。

 

だが、市街地まではさらに10km以上はあるだろう。

 

なだらかなアップダウンを淡々と走る。

 

景色はほとんど変化がない

 

道幅の広い直線道路を走る車は自然とスピードが上がる。

そんな中、歩道がない道が結構多いものだから危険だ。

 

相変わらずすれ違うライダーやチャリダーが多い。

特にチャリダーとは、止まって話をしたり、エールをかけあったりする機会が多い。

 

単調なランニングの中で、そうした一時が楽しい。

 

20150730_092456 20150730_155224

 

やがて、森町の市街地に入る。

海沿いに伸びる小さな町だ。

 

海猫の鳴き声が心地よく聞こえる。

よく見ると数えきれないほどの海猫が海岸沿いに並んでいた。

20150730_155427

 

これ以上進むと、隣町まで結構距離があるので今日はこの森町で休むことにする。

 

20150730_182627

夜の早い頃、町をフラフラしていると声をかけてくれた人がいた。

福澤さんという方で、写真は撮り損ねたが、とても親切にしてくれてこの日は福沢さんのご自宅に泊めさせてもらった。

 

20150730_211142

採れたての野菜や魚までご馳走してくれた。

 

海も山も近い森町は食材の宝庫で、米以外の食費はほとんどかからないという。

なんとも魅力的な町だ。

 

福澤さんはその後も次々と差し入れをくれるのだが、それはもう持ちきれない程であったので有難くお気持ちだけ頂戴した。

 

「寄ってくれた人にただ元気になって帰って欲しいだけ」

そう語る福澤さんの見返りを求めないおもてなしを受けてこの日は休んだ。

 

 

[120日目・走歩行距離:23km]

 

日本縦断ラン 117~118日目(北海道・函館)

<117日目(7/27)>

北海道・函館市

 

●函館二日目

昨晩泊まったシルシルでは、車で日本一周している旅人や北海道をぶらぶら旅している人に会った。

また、この週末GLAYの地元ライブがあったようで、そのライブのために全国各地からお函館を訪れている人達もいた。

 

宿のリビングは広く、背の低いテーブルの周りに宿泊者がゆるりと集まって寛いでいる。

 

オーナーも自由気ままな面白い方でアットホームな雰囲気だ。

 

午前中のんびりと過ごした後、シルシルを発つ。

20150727_105149

 

 

今日は夜に人と会う約束があるので、それまで再び函館を散策する。

 

昼食は、函館の名物バーガーショップ・ラッキーピエロ

20150727_111911 20150727_114029 20150727_153952

店の外装も内装もこのように独特で、見ているだけで面白い。

バーガー1個350円~

値段の割にボリュームがあるのが嬉しい。

 

GLAYのライブを観に来たであろう人達が町中にいた。

ライブは昨日までだったが、その翌日である今日を観光日に充てているのだろう。

 

20150727_135822 20150727_133320

五稜郭から函館駅は3~4km離れているが、再び函館駅方面へ向かう。

 

駅よりも南はさらに西洋レトロな雰囲気が漂う。

路面電車の使い込まれたような車両が良い味を出している。

20150727_151735 20150727_153851 20150727_153749

港へ足を伸ばすと、赤レンガ倉庫群が姿を見せる。

昔からの外国との交易地らしい陽気な雰囲気だ。

港の景色は異国情緒に溢れていて、ここが日本でないような気持ちすら起こる。

 

恐らくこのエリアが最も観光客が多いのだろう。

平日にも関わらず、通りは多くの人で溢れている。

 

その半数近くは外国人のようだ。

特に中国人の団体観光客が目立つ。

20150727_173556 20150727_155029 20150727_155549 20150727_152138

振り返ればがあり、があり、があり、がある。

古い和式の建物や倉庫西洋レトロな建物が立ち並ぶ通りを、住民に慣れ親しまれている路面電車がゆっくりと走っている。

 

函館には多様な顔があって面白い。

その景色のバリエーションが人を惹きつけているのではないだろうか。

 

人は多いが、街も広いのでそれほど人が密集している感じはない。

 

 

●函館二日目・夜

一通り、函館散策を終える。

それからお会いしたのは、小保内さん

 

岩手・盛岡でお世話になった小保内さんの弟さんである。

函館に行くときは寄ってみてと言ってくれたので、挨拶に伺った。

 

すると、なんと高級コースディナーをご馳走してくれた。

 

写真こそ撮り忘れたが、いや、あまりにも高級な雰囲気の中で料理の写真を撮ることに気後れしてしまったというのが実際だ。

 

兎に角、この旅で最も高級なディナーだった。

 

そのコース料理をゆっくり食べながら、旅の話や仕事の話など話し合った。

窓からは夜の函館が一望できた

 

と、恐縮するくらい優雅な夕食をさせてもらった。

 

その上、小保内さんは今晩のホテルを僕のために手配してくれた。

 

いやいや、懐が深すぎます。

でも、有難く甘えさせてもらった。

 

本当に感謝しかない。

20150727_224018 20150727_224704

 

 

小保内さんと別れた後、こちらのバーへ。

「BAMBOO」

20150727_202145

福岡でお世話になっている人の紹介で訪ねた。

 

海の傍にあるバーで、夜の海の静かな波音を聞きながら飲むことができる。

オールドアメリカンな店内は落ち着いた雰囲気だ。

 

20150727_202646 20150727_221143

オーナーのタケさんや常連さん達とわいわい話しながら楽しい時間を過ごした。

皆、本当に温かく迎えてくれて、つくづく有難いと思う。

 

どこもかしこも良い場所ばかりである。

世界を見る目が変わる。

 

[117日目・走歩行距離:7km]

 

 

 

<118日目(7/28)>

北海道・函館市

 

●函館三日目

20150727_224042

昨晩は、小保内さんが手配してくれたホテルで休む。

 

朝食バイキングでは豊富な種類の料理が用意されており、中には海鮮丼もあった。

元をとってやらんとばかりに、僕は朝からドカ食い

 

文字通り、お腹がはち切れそうなほど食した。

どうもバイキングでは食い意地を張ってしまう。

 

兎に角、昨日の晩に続いて贅沢な朝。

函館を離れたらまた野宿生活が続くだろうから、今のうちに贅沢を楽しんでおく。

 

20150727_152634

さて、今日も人と会う予定だ。

 

その人は新潟で出会った日本一周チャリダーで、今日ちょうど北海道を一周して函館に戻ってくるとのことだった。

 

しかし、今日の天候は大荒れ

雷光が何度も煌めく中、雨がザーザーと降り続けている。

 

案の定、彼も足止めを食らっていたようだ。

 

昼過ぎに雨は弱まってきたが、結局彼が函館に着いたのは夜。

疲労もあるとのことで、明日会うことになった

 

兎に角、雨の中お疲れ様だ。

無事で何よりである。

 

旅をしていると、なかなか予定通りに事は進まないものだ。

天気にも影響されるし、体調にも影響される。

 

そういえば、僕も当初は三ヶ月でこの旅を終える予定だったが、うっかりもう四ヶ月だ。

 

豪快な日程オーバーである。

 

この日はまた雨が降り出しそうだったのでネットカフェに泊まった。

20150728_211004

[118日目・走歩行距離:6km]

 

日本縦断ラン 115~116日目(青森~北海道・函館)

<115日目(7/25)>

青森県・蓬田村、青森市~北海道・函館市

 

●蓬田村発

2日間お世話になった蓬田村を離れ、青森市に戻る。

石田さんご一家には本当にお世話になった。

ありがとうございました。

 

●青森市、再び

20150723_155327

再びやってきた青森市では、旅中に壊れてしまったクマ鈴などの物資を調達。

 

そして、バックパックから危険な異臭が発せられていたので、石けんを放り込んでおいた。

 

20150725_114212 20150725_114953

昼食は青森の名物・味噌カレー牛乳ラーメン

コクの深いスープはかなりコッテリで満腹感が得られる。

これはスープだけでも十分美味い。

 

20150725_133844 20150725_134104 20150725_140520

その後、青森駅の周辺を散策。

メモリアルとして展示されている連絡船・八甲田丸や、観光センターを巡る。

20150725_153340 20150725_153048

青森湾に面した海浜公園では音楽祭が開かれ、愉快なリズムを刻んでいる。

 

また、日本を代表する祭り・ねぶた祭りを来週に控え、その準備で町全体がなんとなく忙しない。

 

●本州走破

20150725_155638

賑やかな雰囲気を背に、ふと青森湾を眺める。

 

福岡から走り始め、山口から本州に入り青森までやってきた。

これで日本の本州を走り切ってしまったことになる。

 

全国地図で見ると、よくもまあ物好きなことをするものだと我ながら思ってしまう。

 

 

この海の向こうに、今回の旅で最後の大陸・北海道がある。

 

 

その北海道の玄関口・函館まではフェリーに乗って向かう。

流石に海は走れない。

 

 

●青函フェリー

20150725_230527

青森から函館へ向かうフェリーは一日8便出ている。

所要時間は4時間弱

 

僕は敢えて11時30分の最終便に乗る。

 

フェリーの中で寝ることが出来るからだ。

そうすれば、移動と宿泊を兼ねることが出来て、費用も浮く。

 

青森駅から少し離れたところにあるフェリー乗り場まで歩いていき、出発の時刻を待つ。

 

思ったより人は少ない。

 

フェリーを利用する人はほとんど車やバイクを持っていく人たちのようだ。

 

20150725_231644 20150725_231750

 

さて、船内に乗り込んだ。

人は少なく、広々と寝ることが出来る。

 

函館到着は翌3時半頃

ゆっくり寝ることは出来ないが、野宿に比べると十分快適である。

20150725_232234

 

 

[115日目・走歩行距離:7km]

 

 

 

<116日目(7/26)>

北海道・函館市

 

●北海道・函館市

20150726_034304

午前3時半函館市に到着。

初の北海道上陸はシンとしたフェリーターミナルで果たされた。

 

外はまだ暗い。

 

本州と比べると、やはり空気は少し乾いている。

それでも警戒していたほど寒くはなかった。

 

20150726_035837

それから函館駅に向かって歩き始めると、早速噂のコンビニ・セイコーマートを発見。

 

北海道ではどの大手コンビニよりも店舗数が多く、道民の生活に身近な存在だという。

ここで、かなり早めの朝食を済ませる。

 

20150726_044830

そして、函館駅に到着。

時刻はまだ6時前

 

空からはポツポツと雨が降り出した。

次第に雨は激しさを増し、本降りになった。

函館では7月下旬から8月上旬にかけて1~2週間程、梅雨の時期があるという。

 

北海道に梅雨はないと聞いていたが、北海道の広さを考えれば同じ道内でもその地方によって天候はかなり変わってくるのだろう。

 

雨宿りも兼ねて、この日の午前中は室内で作業をして過ごした。

20150726_082112

 

函館では何人か人と会う約束があるので、しばらくの間滞在することにする。

ついでに身体を休養させる良い機会だ。

 

とは言ったものの、函館初日は人と会う約束はなかったので、ぶらぶらと函館市内を散策する。

 

20150727_120221 20150727_120213

午後過ぎになって雨は止み、今度は一気に日差しが強くなった。

天候がころころ変わるようだ。

 

函館市内を走る路面電車にはどこか懐かしさを感じる。

ところどころに建っている西洋レトロな建物の景色と相まって、

昔歴史の教科書で見た文明開化の明治時代を彷彿させる。

 

途中声をかけてくれたおばあさんは、宿や温泉の情報を仔細に教えてくれた。

旅人のおもてなしに慣れているといった印象だ。

 

20150726_162608 20150726_162929 20150727_111800

五稜郭に着いた。

空から見るとその堀は星形に見える。

 

堀の周りには多くのランナーが走っていて、函館のランニングスポットのようだ。

なかなか良い走りをしている人もいて少し身体が疼いた。

 

 

●ドミトリー・シルシル

20150727_105335 20150727_105319

今晩は、五稜郭近くにあったゲストハウスに泊まる。

宮城・仙台の「梅鉢」以来、久々のゲストハウスだ。

 

国内でもゲストハウスが増えてきたとはいえ、東北にはまだほとんどなかった。

 

一泊1700円

北海道の宿泊施設は安い。

500円程度で泊まれるライダーハウスも珍しくないというから旅人には有難い。

 

 

[116日目・走歩行距離:12km]