ぷちランニング旅 阿蘇~高森


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12/9(水)、勝手にぷちランニング旅を実施。

コースは阿蘇市~高森町までの32km
ぷちランニング旅 阿蘇~高森

<ルート>

阿蘇市→高森町 32km

基本的に国道265号線

阿蘇五岳の東端・根子岳東外輪山の合間を縫って南阿蘇方面へ。

 

<起伏>

8~18km間は上り基調で標高900m程度まで上る。

18~30km間は下り基調で標高500m程度まで下る。

ゆるやかなアップダウンが続く。

 

<ペース>

6:10~5:10/km

山道中心なのであくまで参考程度に。

 

<所要時間>

3時間ちょっと

 

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午前7時30分

朝のドリンクだけ飲んで阿蘇市を出発。

 

最初の7kmは国道57号線を無心に走る。

阿蘇の交通が一極集中する57号線。

ここらは早いところ抜けておきたい。

 

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国道265号線に入ると一気に交通量は減り、ようやく落ち着いて走れる。

阿蘇山の東側を通って阿蘇と南阿蘇を結ぶルートだ。

冬の阿蘇らしい黄土色の草原が眼前に広がる。

 

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もちろん阿蘇山もばっちり見える。

上の写真は、阿蘇五岳の中で最も標高の高い高岳(1592m)

頂点には薄い雲がゆらゆらと浮いている。

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8~18km間は緩やかな上り坂が延々と続く。

脚が止まるほどではないが、ややペースダウン。

そんな事よりこの絶景の中を走れるだけで気分は爽快だ。

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標高900mあたり。

しばらく細かいアップダウンが続いて、18km地点高森町に突入。

ここから先は下り基調のコースになる。

 

一応ちゃんと走ってますよという意味で自撮り。

 

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高森町へ向けて峠を下っていく途中。

23km地点で一旦ストップ。

最近、ネット上でも話題に上がることの多い“上色見熊野座神社(かみしきみくまのいますじんじゃ)”だ。

 

100基近くの灯籠が参道の両脇に並ぶ光景は圧巻。

威圧感のあるその参道は、別世界への入り口ともいわれている。

 

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だが、個人的にもっとお気に入りのスポットはその神社の先にある。

足場の悪い急な山道をさらに登っていくと、奥に光の穴が見えてきた。

 

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日本神話において鬼八法師が蹴破ったとされる“穿戸岩(ほげといわ)”

 

鬼八法師は、阿蘇神社の主祭神・健磐龍命(たけいわつのみこと)の従者で相当な暴れ者だったようだ。

ある日、健磐龍命を怒らせてしまった鬼八は高森の地に到ったところで岩を蹴破って高千穂の方へ逃げ走ったという。

また、鬼八はどれだけ走っても疲れを知らないというほどの健脚の持ち主だったそうだ。

長距離ランナーの僕からしたら尊敬に値する人物だ。

 

あまりにも神秘的な場所だったので、しばし走ることを忘れてその場に座りつくしてしまった。

僕は特段の信仰心はないが、神話などの類は単純に面白いと思う。

特に日本神話は自然と神が結び付いた逸話がたくさん残されているので、昔の人が自然に対して様々な解釈をしていたと考えると面白い。

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ただ、賽銭箱のそばにゴミがあったのは少し残念。

 

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国道に戻ってランニングを再開。

阿蘇五岳の南側に回ったところだ。

このまま高森の市街へ向かう。

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30kmを過ぎたところで、高森駅に到着。

昔ながらの風景が残るのどかな町だ。

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ただただ癒される風景が続く。

脚の余力がまだあったので、もう少し高森の町を散策してみる。

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駅から距離にして1km程の場所にある“高森湧水トンネル公園”

熊本市にも流れている一級河川・白川の最源流だ。

熊本の美味しい水はここから生まれる。

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30km以上走った身体に阿蘇の聖水を補給する。

生き返る気分だ。

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トンネル内はクリスマス仕様

地元の企業や学校などが協賛しており、クリスマスツリー飾り物を提供している。

 

中にはこんなものも・・・

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「高森へお嫁に来てね」

・・・だそうだ。

 

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極めつけはこちら。

 

水のイリュージョン・ウォーターパール

水に特殊な音波を当てて、水球の形にする。

さらにその水球にストロボライトを当てることで、まるで水球が空中に浮いているように見えるのだ。

 

こればかりは実際に見てみないとその凄さが伝わらないだろう。

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500m程進んだところでトンネルは行き止まり。

岩の隙間から勢いよく水が噴き出している。

この水があらゆるものの命を育んでいると考えると、感謝の念を覚えざるを得ない。

 

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ランニング終了後、歩いて高森駅まで戻る。

フレンドリーな改札のおばちゃんに女性と間違えられた。

帰りは南阿蘇鉄道の電車に乗る。

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ワンマン電車の乗客は僕を含めて5人。

中国系の3人家族駅員さんが楽しそうに雑談をしている。

向かいのおじさんはカメラを構えてのどかな南阿蘇の風景を写真に収めている。

僕は心地良い疲労を覚えながら何をするわけでもなく車窓からの風景を眺めていた。

 

もう昼過ぎだ。

ランナーの休日は大体こんなものである。

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ランニング飛脚便 ロゴ

『ランニング飛脚便』

 

 

 

投稿者:

Kazuma Uehara

鹿児島県・奄美市出身。 1992年生まれ。 2015年、走って日本縦断を達成しました。

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