ぷちランニング旅 阿蘇→竹田(大分)

 

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1/13(水)、勝手にぷちランニング旅を実施。

ぷちランニング旅 阿蘇~竹田

阿蘇市→竹田市(大分)
(国道57号線)

距離: 40km

気温: –2℃/5℃

標高: 500m-800m-300m

ペース: 5:25~4:55/km

所要時間: グロス約4時間30分ネット約3時間45分

 

Aso – Taketa, Oita
(Route 57)

Distance: 40km

Temperature: –2℃/5℃

Altitude: 500m-800m-300m

Pace: 5:25-4:55/km

Time: Gross 4h 30mins, Net 3h 45mins 

 

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今朝の阿蘇は-2℃

少し0℃を下回ったくらいでは、もう寒いとは思わなくなった。

阿蘇住人に少しだけ仲間入りした気がする。

 

と言ってみたものの最近風邪をこじらせてしまったので、マスク着用で防寒。

まだまだ修行不足である。

 

さて、午前9時半にいざ出発。

 

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今回のルートはひたすら57号線を東へ走るのみ。

まずはいつも走っている道を6km程淡々と走る。

風邪気味ではあるが、身体は割とリズム良く動いてくれた。

 

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やがて滝室坂(たきむろざか)の険しい上りが始まる。

体感で傾斜8%くらいだろうか。

それくらいの上りが6km程続く。

 

大型車両がすれすれを通ることも多く、常に気を張っていないと危ない。

日本縦断ランをしていたときにもこういう道はいくつもあったので特に珍しいことではないのだが、やはり田舎道の方が走りやすい。

 

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上りのピークは標高約800m

ここからしばらくは細かいアップダウンがあった後、下り基調のコースとなる。

 

ところで、熊本の道路標識は面白いものが多い。

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『運転中眠気 いつ休む? 今でしょ!』

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『壁ドンよりときめく 安全運転』

熊本県警の遊び心が光る。

 

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只今の気温0℃

もう11時になるのに、今日は中々気温が上がらない。

身体はポカポカしているが、手先が凍ったように動かない。

写真を撮るためにスマホを操作するのも至難の業である。

 

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阿蘇市の波野(なみの)という地区を抜けて、大分県竹田市に突入。

走って越県するのは結構久しぶりかもしれない。

ここまでの走行距離は約20km

大体半分進んだことになる。

 

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この頃になるとかなり交通量は減って平穏に走ることが出来た。

両脇には山脈の景色が続く。

 

この道はメロディラインになっているらしく、車で走ると何やら音楽が奏でられるそうだ。

生憎、走ってメロディを奏でることは出来なかった。

車並みのスピードで走ったらあるいはメロディが奏でられるのだろうか。

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とか下らないことを考えている内に、道の駅・すごうを通過。

菅生と書いて「すごう」と読む。

 

すごうどんとかあって興味をそそられたけれどもかろうじてスルー。

食事をすると走れなくなる。

 

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25km以降、さらに下り基調のコースが続き標高は300m台に。

追い風が吹いていて走りはラクだが、強風なので寒い。

 

やがて森の向こうに微かに人里らしきものが見えてきた。

竹田市街である。

 

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30km以降、多少脚が固まってきたけれども難なく35km走って竹田市街に到着。

古い町並みを残す風情のある城下町。

『荒城の月』のモデル・岡城址があるのもここだ。

もう少しだけ走って岡城址を目指す。

 

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2つの短いトンネルを抜けた後に交差点が見える。

これが岡城址の入り口だ。

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36km以上走った脚で再び急坂を上り、登城口へ。

登城料300円を支払い、いざ岡城址へ。

 

と思ったところで、他の観光客に話しかけられた。

どうやら僕が阿蘇からここまで走っているのを車から目撃していたらしい。

いやいや嬉しい。

 

しばらくその方々と雑談を楽しんだが、とりあえず寒かった

走るのを止めてしまえば急激に身体が冷えるのである。

脚も固まってしまった。

なので、ここからはゆるゆるラン決定

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岡城の本丸跡から四方を見渡すと、深い森がどこまでも続いていた。

典型的な山城である。

 

城壁が崖のように切り立っていて圧巻だ。

こういう場所にありがちな防護柵のようなものは見当たらず、昔のままの城の姿を残している。

また、立派な天守閣があるわけでもないが、その手つかずの姿にかえってリアリティを感じる。

 

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天気も良く、もっと城に長居したかったが、強風で身体が冷やされ逃げるようにして城を下りる。

階段はかなりの傾斜なので気を付けよう。

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抜け道を通って再び竹田市街を目指す。

洞穴のようなトンネルを走り抜け、気分は『千と千尋の神隠し』

 

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竹田市街の古い街並みを進んで行くと気分が落ち着く。

ここに来て走行距離は大体40kmに達した。

今日はこの辺で止めておこう。

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昼食(といっても既に午後3時前だったが)は、『丸福食堂』

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身がぎっしり詰まった鶏肉料理が目玉だ。

一切れのボリューム感がしっかりあるので、ハードなトレーニング直後の身体には良い気がする。

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本日頂いたのは、大分といえばのとり天チキン南蛮のセット。

720円なり。

ご飯おかわり無料

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安定の肉厚感

喜べ、壊れた筋繊維たちよ。

 

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さて、食後は豊後竹田駅近くの温泉『花水月』へ。

入湯料は市外の人で500円

お湯はぬるめだったが、疲労が溜まっているときにはこれくらいの温度が良さそう。

 

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そして本日の旅が終わる。

竹田から阿蘇までの帰り道はバスで。

2~3時間おきに一本しか走っていないので、逃さないように注意。

それでは。

 

 

イベント紹介『日本縦断ランナー”上原一真”の怪我をしない楽しラン!レッスン』

1/31(日)熊本市内にてランニングレッスンのイベントを開催します。

怪我なく、無理なく、ランニングを楽しむ秘訣を伝授します。

その人それぞれに合ったランニングフォームや練習方法などを探すお手伝いができればと思います。

●サービス紹介『ランニング飛脚便』

“走って”郵便物を届けます。

昔、日本には“飛脚”という郵便屋さんがいました。 彼らは何百kmもの距離を走って、郵便物を届けていたのです。

何にでも効率、スピードが求められる現代。 その中で敢えて“走る”という極めて非効率で手間暇のかかる方法で郵便物を届けてみませんか?

ただ郵便物を届けるだけではなく、走ったそれぞれの旅路で写真を撮ったり、地元の人々と交流したりして、物語のある配達を致します。

ランニング飛脚便 ロゴ

ぷちランニング旅 阿蘇→南小国・黒川温泉

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12/30(水)、勝手にぷちランニング旅を実施。

ぷちランニング旅 阿蘇~南小国黒川温泉

阿蘇市→南小国町・黒川温泉
(国道212・387・442号線)

距離: 37km

標高: 500m-850m-700m

ペース: 6:00~5:10/km

所要時間: グロス約5時間ネット約3時間20分

 

Aso – Minami Oguni
(Route212/387/442)

Distance: 37km

Altitude: 500m-850m-700m

Pace: 6:00-5:10/km

Time: Gross 5h, Net 3h 20mins 

 

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今朝の阿蘇は-6℃まで冷え込む。

年末年始は氷点下が続く予報だ。

 

午前9時阿蘇を発つ。

さあ今回は後ろに見える阿蘇外輪山を越えて小国方面へ。

かの有名な黒川温泉まで約37km走る。

 

冷え込んだ空気がピンと張りつめていて、あたりは時が止まったような静けさだ。

自分の走る足音だけが耳に響く。

何だかこの静けさを楽しみたくなった僕はイヤホンを外した。

 

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6km程走ったところで、212号線に沿って阿蘇外輪山を上り始める。

ここから見下ろす阿蘇市街の景色はいつ見てもため息がこぼれんばかりだ。

 

そして12kmくらいまでそこそこ険しい上り坂が続く。

年末なのにというべきか年末だからというべきか車通りが割と多く、少し騒々しい。

 

上り坂でペースは落ち込んだが、淡々と脚は動いている。

やはり頑丈な脚を作るには坂道を走るのが一番だ

 

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黄金色の草原に囲まれながら、大観峰エリアへ。

エリートランナー達のトレーニングにもよく利用される大観峰は起伏美しい景色に富んだコースだ。

 

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やまなみハイウェイ

およそ日本の風景とは思えない雄大な草原が四方に広がっている。

どうしようもないほどの開放感を覚えながら淡々と脚を前へ運ぶ。

 

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間もなく南小国町へ入る。

温泉に恵まれた山間地域である。

 

だが、しばらくは同じような山道が続く。

車通りは次第に少なくなり、より平穏なランニングとなる。

 

下り基調なので特に頑張らなくても淡々と脚は前に進む。

身心共に変な領域に達したのか虚ろな表情でただただ走る。

 

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南小国を越えて、小国町へ。

黒川温泉は南小国町にあるのだが、少し遠回りをして距離を稼ぐ。

 

26km地点で目の前に現れたのは、道の駅・小国 ゆうステーション

スタイリッシュなデザインの建物内には充実した観光案内所とお土産屋が備えられている。

やはりここもそれなりの人で溢れている。

 

結局ここで30分程休憩

あくまでランニング旅なのである程度の緩さをもって走るのが僕流だ。

 

いや、いつも緩いか。

 

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ランニング再開。

昼過ぎからポカポカと陽気が差してきた。

 

ここから黒川温泉までは、あと12kmくらい。

小国に着いたところで標高は一旦400m台まで下がったが、ここから黒川温泉に至るまではまた300m程上ることになる。

 

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442号線に沿って走っていると、景色はのどかな農村のそれへと変わった。

キラキラと光る清流の音を聞きながら田舎道を走る。

 

黒川温泉まで10kmを切ったあたりから自然とペースが上がっていく。

身体の動きも悪くない。

 

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くじゅう連峰を奥に眺めながら、細かいアップダウンを越えてゆく。

 

やがて最後の上り坂が現れるが、これがまたなかなかの傾斜である。

気合を入れて一気にギアを切り替えて駆け上る

この時点で35km以上走っていたが、まだまだ脚は残っていた。

 

そして

「これより黒川温泉」

の看板を見る。

残り1kmくらいか。

 

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午後2時頃黒川温泉郷に到着。

標高700m

ザ・温泉街といった風で、趣きは十分にある。

 

何より走った後すぐに温泉に入れるなんて最高だ。

 

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しかし、さすがは黒川温泉。

溢れんばかりの人だかりだ。

 

敢えて苦言を呈すれば、何度も人とぶつかりそうにながら少しうんざりした。

狭い通りを大きな車が通ることもあり、割と頻繁に車のクラクションが聞こえるのも少し残念である。

 

僕は人ごみを避けて、地元の人が利用するような簡易温泉へ。

200円で入れる地蔵湯

別に絶景が眺められるわけでもないが、飾らない雰囲気が良い。

 

37kmという走行距離が程好く温泉の癒し効果を高めてくれる。

温泉の価値は温泉だけで決まるわけではない。

 

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食事処はどこも満席だったので、しっかりした食事はとれず。

でも普通に美味しかった。

 

阿蘇までの帰りは「九州横断バス」990円

本数は少ないが、山中にある観光地にあってかなり便利な交通手段だ。

 

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自然も豊か風情もあるとても良い温泉街。

 

だが、なんといっても人が多過ぎてあまり気が休まらなかった

まあそれは好みの問題であって、否定しているわけではないので悪しからず。

 

いい湯でした。

ありがとう黒川温泉。

 

 

 

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『ランニング飛脚便』

 

ぷちランニング旅 大津~和水 (熊本県)

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12/15(火)、勝手にぷちランニング旅を実施。

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割としっかり雨が降る熊本県・大津町

熊本県・和水町(なごみまち)にある宿を目指して40km程走る。

 

ぷちランニング旅 大津~和水

<ルート>

大津町 (肥後大津駅)→和水町 (THE スナフキンズ) 41km

国道325号線・国道443号線・県道6号線

北西へ進む。

 

<起伏>

1~12km間は緩やかなアップダウンが続く。

25~29km間は街中にある程度の細かいアップダウン。

30~40km間は山道に入り細かいアップダウンが続く。

 

<ペース>

5:30~5:00/km

 

<所要時間>

グロス: 約5時間
ネット: 約3時間30分

 

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阿蘇から肥後大津駅までは電車で移動。

標高500mから標高100m弱ほどの土地へ下ることになる。

 

阿蘇の地を抜けると大分温かい気がする。

阿蘇は九州の中でも抜群の寒さを誇り、年間平均気温はほとんど東北地方と変わらないという。

 

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午前9時大津町・肥後大津駅を出発。

雨足は弱まったが雲は厚く積みあがっている。

気温はそれほど低くないので、身体もすぐに温まり良い感じで動き始めた。

 

しばらくは道幅の大きい国道325線に沿ってひたすら走り続ける。

大きい道ではあるが車通りは少なく、平穏に走れた。

 

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12km程走ったところで、道幅が狭くなり視界は山によって遮られてきた。

車通りはあまり途切れることはない。

福岡と熊本を結ぶ主要道路の一つのようだ。

 

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熊本県・菊池市の市街地に入るが、特に足を止めることなく淡々と走り続ける。

 

良い感じでリズムが刻めている。

ペースも5分ちょっと/kmと遅くはない。

荷物を背負ってはいたが、軽快に走れている。

阿蘇での高地トレーニングのおかげだろうか。

 

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18km地点、七城の道の駅・メロンドーム

九州内ではなかなか人気の高い道の駅らしいので少し物色。

メロンだけでなく地域の産品が豊富に揃えられており、しかも安い。

ランの途中なので食べ過ぎることは避けたが、試食だけで割と満足。

今度来るときはちゃんと何か買おう。

 

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それからしばらくは比較的車通りの多い道沿いにひたすら走っていく。

25kmくらいで熊本県・山鹿市の中心へ到着。

山鹿温泉で有名なこの町にはいたるところに湯煙が立っている。

 

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足湯もあるがぬるめ。

この時期だと却って冷えそうだ。

 

雨に濡れて冷え切った身体を温泉に浸かって温めたいところだったが、目的地までまだあと10km以上あるので引き続き先を目指す。

 

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少しだけ国道3号線を経由した後、すぐ国道443号線に乗る。

29km地点で発見したのは『鍋田横穴群』

中世以前の歴史でよく名前を見かける山鹿には、古代遺跡が多く残っている。

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はっきりと人の絵が刻まれている壁画

古代人の息吹を感じる。

国道の傍のこんなに何気ないところにも悠久なる歴史は確かに存在する。

 

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国道443号線は車通りが少ない山道で再び平穏なランニングの世界だ。

 

相変わらず身体はよく動いてくれる。

何度かストップしているとはいえ、30km以上走った状態でこの軽快さは少し驚き。

普段から阿蘇の山道を走っているおかげだろう。

このくらいの坂は何ともない。

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やがて、和水町(なごみまち)に突入。

周りの景色は小さな山村のそれへと変わっていく。

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35km地点の交差点を右に折れ、県道6号線へ。

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趣のある大木が目に入る。

薩摩街道としてかつては重要な道だったのだろう。

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そしていよいよ目的地が近づいてきた。

どんどんと景色がシンプルになっていく。

静かな田舎道を走りながら頭の中の無駄なものがそぎ落とされていく。

 

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41km走って到着!

『THE スナフキンズ』

今晩泊まる宿だ。

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熊野座神社の鳥居を抜けたところに『THE スナフキンズ』はある。

 

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「何もない」を楽しむ宿

 

本当に周りにはほとんど何もない。

だからこそ宿で過ごすゆったりとした時間を思う存分楽しめる。

 

みんなで食材を買い込んでご飯を作って、のんびり話をしながらゆっくり夕食をいただく。

地元に住む方も気まぐれに集まりこの穏やかな時間を共有する。

 

オーナー・ダイキさんの人柄で全国各地から人がやってくる。

「宿を目指す旅があっても良い」と語るダイキさんの言葉は印象深かった。

 

ここは単に“泊まる場所”としての宿ではない。

宿で過ごす時間が貴重な体験となる。

たとえ刺激的なアクティビティや絶景スポットがなくても、それは可能だ。

そう思った。

 

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念願のスナフキンズ特製靴下もゲット。

これで極寒の阿蘇の冬も乗り切れそうだ。

 

 

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『ランニング飛脚便』